すてきなアンティーク家具の塗装を剥がしたら…… リメークで大化けした仕上がりに「凄い」「経年変化も楽しみ」(1/2 ページ)
ストリップド家具というそうです。
購入したアンティーク家具を無垢材っぽくリメイクしたい……! 家具の塗装をはがすDIYに初チャレンジした動画がYouTubeに投稿されました。
ヨーロッパから流行した「ストリップド家具」
動画を投稿したのは、2人暮らしをするmioさんとyuさんが、日々の暮らしの衣食住の様子を伝えているYouTubeチャンネル「nidones」。以前も、材料2つで簡単に作れる「マシュマロお花クッキー」が話題になりました(関連記事)。
今回はアンティークのサイドテーブルの塗装をはがす「剥離」という作業に初チャレンジ。塗装を剥離しナチュラルな質感に仕上げた家具は「ストリップド家具」と呼ばれ、ヨーロッパから流行し始めました。
2人の住む家にはすでにいくつかのストリップド家具があり、ナチュラルで柔らかい無垢材の雰囲気が気に入っているとのこと。今回はサイドテーブルもストリップド家具にすることで、この家の雰囲気によりなじむと考えているそうです。
お気に入りの部分が最大の難関に……
剥離は塗料はがし剤を使って行いますが、問題なくはがれるか心配なので、まず天板の裏側で試すことに。ハケで塗料はがし剤を塗って30分ほど置くと、塗装が浮いてくるのでヘラでこそぎ取り、さらに布で拭き取ります。
たしかに塗料をはがせることがわかったので本番です。天板に塗料はがし剤をムラなく塗り、同じようにヘラでこそぎ取っていきます。1回ではキレイにはがしきれないので、2~3回同じ工程を繰り返します。
らせん状の脚はこのテーブルのお気に入りのデザインですが、ヘラを使いにくいため、一連の作業の中でも難関となりました。
結局、初日は全体の8割ほどの塗料を落としたところで作業終了。翌日、朝からの作業で脚とラタン製の網の部分は少しずつ丁寧に剥離をすませ、全体を無垢材の雰囲気に仕上げます。
無塗装のまま、経年変化を楽しむ
剥離作業を終えたところで、ペイントうすめ液をふくませた布で油分や汚れを拭き取ります。
最後はやすりがけです。#600~#800相当の粒度の細かいものを使い、表面を滑らかに仕上げます。これでリメークは完成です。
2人は無塗装のまま経年変化を楽しんでいくそうですが、汚れや傷が気になる人にはワックス仕上げをおすすめしています。
海外からも反響が寄せられる
動画には、「絶対に大変だっただろうなと思いますが、その分思い入れのある家具になりますね」「手間暇かけた物は、より一層愛着が湧きますね。経年変化も楽しみ」「愛着のある逸品になり、違和感無い生活スタイル お疲れ様でした」などの反応が寄せられています。
また、海外からも「間違いなく見栄えが良くなり、インテリアにもマッチしましたね」「私もこれと似たテーブルを持っていますが、リメイクを試みる励みになりました」「経年変化を楽しむというアイデアが印象に残りました」というコメントも寄せられました。
mioさんとyuさんはYouTubeチャンネルの他、X(Twitter/@nidones)、Instagram(@nidones)でも自分たちの日々の暮らしを発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「nidones」
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