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釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた(1/3 ページ)

じっと見てくる瞳にキュン!

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 ある日釣り上げた1匹のキジハタ。1年飼ってみた結果が2024年1月Instagramに投稿され、39万回以上再生されるなど話題に(関連記事)。「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と大きな反響を呼びました。それから約半年後、キジハタはどう過ごしているのか。編集部は投稿者の海よりのバサーさん(umiyori_no_basser)に、その後について話を聞きました。

キジハタとの出会い

 海よりのバサーさんは、自身のYouTubeチャンネルで釣り動画を配信している釣りYouTuber(umiyori_no_basser)。いつものように釣りをしていたある日、1匹の「キジハタ」を釣りました。


釣った当時のキジハタ

 なじみのお店の生簀を借りて、根魚のキジハタを飼育することにした海よりのバサーさん。そこから1年愛情を込めてお世話した結果……。ごはんが欲しいときには大きなお口を開けて「ごはんちょうだい!」とアピールしたり、海よりのバサーさんが移動すると、「どこ行くの~?」とばかりに目で追いかけてきたりと、すっかり懐いてくれるようになったのです。

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ごはんが欲しくなると……

大きなお口をあけて

パクッ!

 この様子を「釣れたキジハタとこんなに仲良くなれるとは思っていませんでした」というコメントとともに紹介した動画には、当時「なんやこの可愛い生き物」「めっちゃ仲良しじゃないですか!!」「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」「パクパクしてるとき鯉みたい」といった反響が集まっていました。その後、キジハタはどう過ごしているのか。編集部は現在の様子について聞きました。


海よりのバサーさんを信頼してるみたい

横に動くと……

見つめてくる

「どこ行くの~?」

じーっ……

とても仲良くなれました!

現在のキジハタとの関係は……?

――「ここまで仲良くなれるとは思わなかった」と驚いていたキジハタさんですが、今でも海よりのバサーさんが近づくと、「ごはんちょうだい!」のアピールはされますか?

海よりのバサーさん:料亭の生簀で飼育しているので、多くの人に慣れ、お客様の姿を確認すると水面付近まで寄ってきます! 僕や料亭の方々以外も、人として認識しているのは間違いないです!

――記事でご紹介したのは2024年2月でしたが、その後キジハタさんに何か変わったことはありますか?

海よりのバサーさん:もちろん6カ月たったので成長しています! 根魚の成長はあまり早くないと言いますが、何せ餌をよく食べるのでどんどん大きくなっています。イカや白身魚などを好んで食べていますが、何でも食べるイメージです。最近は生簀の水温も上がりつつあり初夏に比べて夏バテなのか、すごく元気ですが、活発ではないです。

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――キジハタさんとの出会いで、海よりのバサーさんに心境の変化などがありましたら教えてください

海よりのバサーさん:キジハタを飼育する前は魚を釣るという目的のみでしたが、飼育した事で魚について調べるようになりました。

 根魚のメバル、カサゴは抱卵個体で自分で子どもを産むなど知り、魚に対する環境作りや抱卵個体のリリース、稚魚のリリースなど釣り人としてさまざまなマナーがある事も知りました。

 これから先もアングラー(釣り人)として長く活動できるように、アングラーの方々にも釣りを通じて魚の事を知っていただけたらうれしいです。もちろん僕もまだまだ知らない事ばかりですので、YahooニュースのコメントやYouTubeのコメントで教えて頂けるとうれしいです!

 十人十色というように人それぞれ考えがあるので自分の意見を押し付ける事はしませんが、共感していただけたらうれしいです。これからも頑張ります!

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(了)


最近のキジハタさん、こちらを見つめるお顔がかわいい~!!

 あれからキジハタさんは、人に対してさらに興味が湧いた様子。今では料亭の看板娘ならぬ「看板魚」になっているそうですよ。これからもたくさんの人に甘えながら、元気に過ごしてくださいね!

 海よりのバサーさんは、Instagram(umiyori_no_basser)にておすすめの釣り具などを発信している他、YouTubeチャンネル「海よりのバサー 『収納系釣りチャンネル』」でも、釣りに関する情報を公開中です。

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