著名イラストレーターになりすまして「金銭要求」 ピクシブがSNSでの不審な勧誘に注意呼びかけ「法的措置を検討」(1/2 ページ)
金銭を要求されたという話も。
イラストなどを投稿できる会員制SNSで知られるピクシブは2024年8月21日、著名イラストレーターを装った“なりすましアカウント”による不審な勧誘行為を確認したと発表。法的措置を検討していると明らかにました。
ピクシブ「調査を進めるとともに法的措置の検討」
ピクシブの発表によると、「SNSやメッセージツールを使用して、著名イラストレーターになりすましたアカウントがイラストコミュニティへの勧誘活動を行っている」という情報が寄せられていたそうです。
同社が調査を行ったところ、当該コミュニティには著名イラストレーターを名乗るアカウントが複数参加していることを確認。しかし、これらのアカウントは全てなりすましの偽アカウントであり、本人であると確認できたものは無いとしています。
また、ピクシブの社員を装ったアカウントが「コミュニティ内でのイラストコンテストの審査」を行っていたという情報もあったそうですが、ピクシブは「当社は当該コミュニティとまったく関係がございません」と関係を否定しています。
被害を受けたイラストレーターもSNSで注意呼びかけ
被害に遭ったイラストレーターは、藤ちょこ(@fuzichoco)さん、LAM(@ramdayo1122)さん、赤倉(@akakura1341)さんなど多数。被害者のひとりである美和野らぐ(@rag_ragko)さんは「美和野らぐを名乗る人物が『添削をしている』、『個人情報や金銭を要求している』等の報告を受けています」と被害の詳細を明かしています。
ピクシブはコミュニティへの不審な勧誘に注意し、もし被害に遭った場合は「最寄りの警察または警察庁のサイバー事案に関する通報等オンライン受付窓口」に相談するように呼びかけいます。なお、今後の対応については「当社では本件について、さらに調査を進めるとともに法的措置の検討を進めております」としています。
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