「うたプリ」Kアリーナ公演でチケットトラブル　約400人が“当日ダウングレード”となり不満噴出（1/3 ページ）

　「うたの☆プリンスさまっ♪（以下、うたプリ）」公式サイトが8月24日と25日開催イベントでのチケット誤券売について謝罪声明を発表。イベント終了後も対応を巡り、SNSにはファンから不満の声が投稿されています。

2010年から続く人気コンテンツ

　うたプリは同名の恋愛アドベンチャーゲームから誕生し、アニメ、ステージと多様なメディア展開を続ける人気コンテンツ。今回のイベントは劇場アニメ作品からの派生で出演キャストが出演するコンサートイベントをKアリーナ横浜で2日間2公演にわたって開催しました。

　公式サイト上での説明によれば、機材・音響スタッフが使用する予定だった座席を誤って販売してしまうというミスが発生。「チケット販売を行っておりましたムービック・プロモサービス、イベント制作のモストプランニング、運営のキョードー横浜のスタッフによる人為的な過失」と説明し、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と謝罪しています。

　各日196席の該当チケット購入者にはチケット代を返金し、また別の座席へ案内すると発表。該当する来場客からは、もともとロアースタンドと呼ばれる1万5000円で販売される座席だったにもかかわらず、移動先はグレードダウンした座席だったとのコメントが多数書き込まれる事態に。

　また、一般販売ではなく商品購入特典者向け先行を通じて購入した観客も多く「円盤買って応募した人の方が多そうな席なのに、あまりにもないがしろにしすぎてる」「高い円盤積んで良席当てて高い金出して行ったのに席無かったは可哀想」「同等の席を確保してあげられないのかしら？　ダウングレードされた景色見たくない」と不満が噴出。

　また当日になっての発表に「遅すぎる」との声も。SNSでは該当チケットの購入者が長時間待たされたことや、同行者とも離れた席にされたとの投稿があり拡散されていました。なお同会場では2023年12月に行われた日向坂46のコンサートでも同様のトラブルが報告されていました。