飼い主緊急入院で、猫に“見たことない超巨大毛玉”が…… 神ワザ連続のビフォーアフターに称賛の声(1/3 ページ)
ごはんのお世話はシッターさん。
もし自分に何かあって急に愛猫のお世話ができなくなったら……? 4カ月ぶりにサロンにやってきたニャンコの姿がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で再生数が9万9000回を突破。「さっぱり良かったねっ!」「キレイになって良かったね」と話題になっています。
いつも来ている猫ちゃんが来なくて心配していたら……
動画に登場するのはスコティッシュフォールドの「あずき」ちゃん(愛称:あずちゃん)。そのあずちゃんをなでながら「今日はあずちゃんが来てくれました!」とうれしそうに話しているのは、キャットグルーマーを養成する「キャットグルーマー協会」の代表理事・みーちゃん先生です。
あずちゃんはみーちゃん先生のサロンに長年通っていて、これまでは1カ月から1カ月半おきに来ていたのですが、ここ4カ月ほど連絡がありませんでした。心配していたところに、あずちゃんのママさんから連絡があり、実はママさんが急病で運ばれてそのまま入院、手術になってしまい、あずちゃんを連れて来られなかったことを知ったのです。
他にもワンちゃんなどが暮らしているあずちゃんのお家では、ペットシッターさんにお願いして、ごはんなど毎日のお世話は問題なくしてもらえていました。ただ、美容(お手入れ)に関しては人を選び、お手入れされることを許さないという子もいるのだそうです。どうやらあずちゃんもそうだったようで……?
体は毛玉だらけでした
まずみーちゃん先生は、あずちゃんの体全体をチェックします。毛玉だけでなく、目やに、爪の伸び方、体重……。毛玉は長毛種ということもあり、大変な状態! 背中の毛玉は固まってしまい、誰にもどうすることもできないレベルです。
みーちゃん先生の方針は、エキゾチックショートヘアのような丸い頭部に、しっぽはかわいくタヌキのように、そして胴体はサマーカットにすることにしました!
爪切りをしたら、いよいよ毛玉をカット。まずは、慎重に両耳のあたりから。次に皮膚が伸びて危なそうなカチカチになっているところをカット。それからサマーカットを施していきす。
刈り進めていくと、分厚い毛玉の中から、あずちゃんの体が現れました。何カ月も体を固くおおっていた毛玉は、まるでギプスやコルセットのようで、きっと通気が悪くムレムレで不快だったことでしょう。みーちゃん先生のゴッドハンドによって、毛玉のギプスはキレイに取り外されました。
その後、足裏カットとしっぽのお手入れをして、最後にお風呂です。お風呂も4カ月ぶりのあずちゃん、汚れた毛はバリカンしたはずなのに、お湯は茶色に濁ってしまいました。シャワーでていねいに洗い流してもらい、みーちゃん先生に抱っこされてドライしてもらうときには、とても気持ち良さそうなお顔に。サッパリして良かったね!
誰も悪くはないけど、起こり得ること
最後にみーちゃん先生は、あずちゃんからはがした大きな毛玉を手に問いかけます。「これは病気になったおかあさんが悪いですか? 悪くないですよね、病気になってしまった。でも、この子たちがごはんを食べて毎日キレイな場所で眠れるようにという最低限のことはシッターさんにお願いしたわけです」。そして脂性で手入れしないとこういうことになりやすいけけれど、知らない人からの手入れを嫌がる猫ちゃんも当然悪くないと……。
ただ、飼い主さんが急な病気になるとこのようなことが起きるという事実は、胸に止めておいてほしいと言っています。
「先生がいると安心」「先生を信頼してる!」
「“ここに来ればすぐ辛い事、かゆいし痛いとこなくなる”ってホッと安心してる感じに見えました」「あずきちゃん大変な事になってるんだけど、みぃちゃん先生がいると安心感しかない」「あずちゃんバリカン中もリラックスしててみーちゃん先生を信頼してますね!」などさまざまな声が寄せられています。
以前はみーちゃん先生のゴッドハンドでお風呂中の子猫たちが“溶けていく”様子が話題になりました(関連記事)。みーちゃん先生が伝授する猫ちゃんたちのお手入れ方法は、YouTubeチャンネル「キャットグルーマーTV」で紹介しています。また、キャットグルーマー協会のTwitter(@NobleChaton)/みーちゃん先生のInstagram(@mihocatgroomer)では、猫ちゃんの美容相談会やキャットグルーマー育成の情報を発信しているほか、先生が愛用する道具などはキャットグルーマーショップで販売しています。
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