“100均アイテム”でガンプラの洋上戦闘ジオラマを作る人が現れる 「レジン使わず水中表現?」「天才かよ」の声(1/3 ページ)
水の表現がすごい。
5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は、ガンプラのジオラマ作りで100均アイテムを使ったアイデアを紹介する、2022年6月投稿のYouTube動画を取り上げます。その発想が「天才かよ」と反響を呼び、記事執筆時点で11万回以上表示され、約2300件のいいねを集めています。
100均LEDでガンダムを光らせる
動画を投稿したのは、ガンプラ作りを扱うYouTubeチャンネル「プラモのアトリエ Plamo's Atelier」です。
水中表現をテーマに、高価なエポキシレジンの代わりとして100均アイテムを土台にした、お手軽な手法を紹介。「機動戦士ガンダム」第29話「ジャブローに散る!」をイメージした洋上戦闘ジオラマを作ります。なお、この戦闘シーンそのものはアニメにはありません。
戦うのはガンダムとシャア専用ズゴック。以前作ったものを流用するので、すでに完成済です。ただし、違うテーマで作った2体なので、汚しや金属色、色味の調整を加えることで、一緒にしたときに違和感のないようにします。
さらに、ガンダムのシールドに銃痕のダメージ加工を施したほか、100均のLEDワイヤーライトを着色して、ガンダムのビームサーベルの根本、頭部の目、背中のバーニャが光るようにセットします。
100均クリアケースを塗装して「水」にする
水を表現する鍵となるのが100均で購入したクリアケースです。上面が開いたケースを逆さまにして、透明なブルーやグリーンの塗料を少しずつエアブラシで吹き付けていき、ちょうどいい色合いにします。
ガンダムとズゴックはポージングを決めたあと、ケースの高さの位置で脚部をカット。カットした部分で逆さまにしたケースをはさみ込むようにして、接着します。
24時間かけて接着部分を乾燥させたあと、水を表現するためのジェル状の専用素材をケースの水面にあたる部分にたたきつけるように置いていき波を表現。ジェルに白い粉を混ぜたものを別途作り、泡立ちの表現としてガンダムとズゴックの脚部の周囲に置いていきます。
LEDワイヤーライトのスイッチを入れると、ガンダムのサーベルと目とバーニャが光りました。見事な洋上戦闘ジオラマの完成です。水中にある足元も見えてすごくいい……。
「素晴らしいアイデア」「レジンを使わずレジン感」
安価な材料でエポキシレジンを使用したかのような効果を再現するアイデアに、「天才かよ」「水の表現すごい」「素晴らしいアイデアですね! 安価でハイクオリティな作品作りを解説してくれてめちゃくちゃ参考になります」「レジンを使わずレジン感を出したのに感心しました」「レジン使わなくても水中表現ができるんですね!」などの称賛が寄せられています。
動画提供:YouTubeチャンネル「プラモのアトリエ Plamo's Atelier」
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