貝印が教える「切れ味が戻らない包丁を生き返らせる方法」が必見の価値! 覚えておきたい“角度”と“回数”とは?(1/3 ページ)
ちょっとしたコツで大きな違いが出そう。
包丁を研いだのに切れ味がイマイチ……。そんな包丁研ぎの悩みに答える動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で18万回以上再生されています。
研いだのに刃先が丸くなってしまう理由は?
動画を投稿したのは、刃物メーカー・貝印の公式YouTubeチャンネル「貝印の切れ味チャンネル」。今回は包丁研ぎの失敗例とその対策について解説します。
包丁を研いだけど切れ味がイマイチだった、または、研いでもまたすぐに切れなくなる。そういったケースでは刃先を丸く研いでしまっているそうです。当然、刃先が丸いと切れ味は悪くなります。
刃先が丸くなるのは、砥石に対する包丁の角度が、研ぐ動きに伴ってブレてしまっていることが原因です。これを防ぐには砥石に包丁を当てる角度を常に一定にして研ぐことです。また、両刃(りょうば)の包丁では必ず両方の面を均等に研ぐことも重要です。
研ぐ回数も重要です。数回、研ぐくらいではダメで、「刃がえり・捲り・ばり」と呼ばれる金属のバリ状のものが刃先に出てくるまで研ぎます。ただし、目視でバリがわかるのはやりすぎです。目ではわからず、手で触れてわかるくらいがいいそうです。
その他、全体を満遍なく研ぐことも大事です。一部分だけを重点的に研いでしまうとそこだけが削れていき、刃の一部がまな板まで達しないことになります。それではきちんと切れません。
刃物のメンテナンスや選び方を解説
どんなにいい包丁でもメンテナンスを間違ってしまうと、残念な性能しか発揮できないことになってしまいます。
同チャンネルでは包丁のほか、さまざまな刃物のメンテナンスや選び方について、動画でわかりやすく解説しているので、切れ味にこだわりたい人は参考にしてみるとよさそうです。
※画像は「貝印の切れ味チャンネル」のYouTubeチャンネルより引用
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