本当に絵……? リアルに描かれた女性がまるで写真 「卓越した完璧さ」と絶賛集まる(1/3 ページ)
本物かと思った!
5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、2021年にYouTubeに投稿された、本物と見間違うようなリアルな女性の絵が完成するまでの動画です。
ワインを片手にくつろぐ女性を描いた1枚
投稿者はカナダの「Isabelle Richard Art」(@IsabelleRichardArt)。本物かと思ってしまうようなリアルな肖像画を制作する様子を発信しています。
今回紹介する動画では、黒いキャミソールワンピースを着て赤ワインが入ったグラスを持ち、ソファでくつろぐ女性の横顔を描いています。
まずは女性の髪の毛や肌の色に近いベージュでカンバス全面に色を塗ります。続いて女性の黒い服や目、口、赤ワインなどの部分に黒で色を付けると絵全体の構図が分かるようになりました。
次に女性の前髪や頭頂部、胸元など明るくしたい部分に白い絵の具を塗って光を足し、まつげや鼻筋、唇の縁に沿って丁寧に色を足し陰影を付け、立体的にしていきます。
顔の肌色を少し濃い目に塗ったら、髪の毛を描いていきます。絵のモデルはブロンドヘアですが、いきなり金色に塗るわけではなく細めの絵筆を使って黄や赤、黒などの色を重ねることで、髪の毛の影や束の質感が感じられるようになりました。
髪の毛を描き終わったら、女性の肌が露出している胸元に色を乗せ、鎖骨や首の骨、顎の影になる部分を描いていきます。キャミソールワンピースを着て肩から露出している二の腕にも、茶や薄い緑などの色を重ねると本物のように立体的で柔らかい質感が表現されました。これは本当に絵なの……?
制作過程の公開に感謝の声
惜しげなく制作過程を公開する投稿者にコメント欄では「肖像画を仕上げる際の段階的な色の重ね方を説明してくださったあなたに敬意を表します。あなたはアマチュアアーティストや若手を指導するために正しい知識を共有しています」「あなたのポートレートは卓越した完璧さです」「ヒントをありがとう」「私もあなたのように素晴らしい画家になりたいです」と感謝と称賛の声が届いています。
画像はYouTubeチャンネル「Isabelle Richard Art」(@IsabelleRichardArt)から
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