まさかの漢字14文字! 「蟹をほじくる道具」の名前知ってる? 25万いいねの反響と“長い名前”に驚きの声「声優さんもかみそう」(1/3 ページ)
「名前がわからないもの展」はトレンド入りし、第2弾も検討中。
イベントで展示されていた、カニの身を取り出す道具の名前の長さに驚いたという投稿がX(Twitter)で注目を集め、約25万件もの「いいね」を獲得。多くの人がその道具の名前が気になっていたことをうかがわせていました。
アレの名は!
XユーザーのHiroo(@HkKihara)さんは、身近にあるのに名前を知られていない道具が集められたメルカリの体験型施設「名前がわからないもの展」を訪れ、「蟹をほじくるアレの正式名称が長かった」と投稿。名前のプレートには“蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具”(かにこうかくるいだいたいぶほきゃくみとりだしきぐ)と表示されていました。確かに長い! 覚えられないし、一息では言えなさそうです。
茹でたカニの脚を食べる機会は年中あるわけではなく、また食べる際も「蟹をほじくるアレ」などと呼べば事足りてしまうため、仕事で取り扱うのでなければ正式名称を知らないままでも不便はないでしょう。しかし、この冬、カニを食べる時に、この道具の名前をすらすら言えば、尊敬の的になるかもしれません!?
投稿で知った名前に賛否
投稿には「これは面白いですね! ためになりました」「カニフォークだとばかり思ってました」「我が家では『カニほじり』と呼ばれていましたが、そんなご大層な正式名称があるとは…」と正式名称を知った人からの驚きの声や、「蟹のやつ覚えられない」「かにほじくるやつ でよくない?(笑)声優さんでもかみそう ほきゃくみのあたり」など長さや言いづらさについてのコメントもありました。
Hirooさんは「蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」の他、店の会計時におつりを入れる「カルトン」、つまみを回して開閉する鍵「サムターン」や、鍋のシーズンに活躍する小鉢「とんすい」などの展示物の写真もポストしていました。
8月28日まで開催の「名前がわからないもの展」 他地域での第2弾は?
さて、8月28日まで開催されていた「名前がわからないもの展」の運営元である「メルカリ」に反響をたずねたところ、大きくのメディアに取り上げられたこともあり、期間中の来場数は約6600人だったと言います。
また、SNSで「#名前のわからないもの展」「#蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」といったハッシュタグ付きの投稿が多くなされ、「#蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」がXでトレンド入りに。それほど話題になった「名前がわからないもの展」ですが、他地域でも実施したいという問い合わせが多数あり、第2弾の開催について現状検討中とのことです。
画像提供:Hiroo(@HkKihara)さん
(谷町邦子 Facebook/X(旧Twitter))
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