果物をキューブ状やキノコ形状の型に入れて育てたら…… “予想外の出来栄えと味”に反響 「マインクラフトのブロックのよう」【海外】(1/3 ページ)
普通のものよりおいしいそうです。
ユニークな形のフルーツを裏庭で栽培してみる動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で9万回以上再生され、2500件超のいいねを集めています。
イチゴで試すと残念な結果に
動画を投稿したのは、最先端技術を用いて身近なアイテムを創造したり魔改造したりするYouTubeチャンネル「electrosync」。3Dプリンタで作成した型を使って、ユニークな形のフルーツを育ててみる実験の様子を公開しました。
まず挑戦したのはイチゴ。茎が通るスペースや通気性を考慮して独自にデザインした型を3Dプリンタで出力し、出力したものに合わせて透明なシートを真空成形で加工して果実にかぶせる型を作ります。
果実が小さいうちに型を装着して成長を待ちましたが、結果はいまひとつ。きれいな形にならず、果実が圧迫された箇所はぐじゅぐじゅになってカビも発生してしまいました。
キノコ形のオレンジは「とてもおいしかった」
次はもう少し硬い果実として、レモンで試してみることに。今度は3Dプリンタで出力した型をそのまま使いましたが、成長して大きく膨らんだレモンが容器を割ってしまいました。
そこで今度はあらためて真空成形の型を作ることにし、さまざまなデザイン、サイズ、素材を試してみます。みかんとオレンジに装着したところ、いくつかで良好な結果となりました。立方体の型に入れて育てたみかんは、かなりいい感じのサイコロ形に仕上がっています。
また、スーパーマリオシリーズに登場するようなキノコの型に入れたオレンジもなかなかのクオリティーで、製作者も気に入ったそうです。型の中でギチギチになっていましたが、食べてみると果実が濃厚に感じられ、とてもおいしかったといいます。
「マインクラフトのブロックのようだ」
この成果に対し、「3Dプリンタの新たな可能性が解き放たれた」「どれもユニークで形もキレイだよ」「すばらしい出来栄えだ」といったコメントが寄せられています。
また、立方体のみかんについて、「マインクラフトのブロックのようだ」「マインクラフトのフルーツを現実に作っているね」という声も見受けられました。
※画像は「electrosync」のYouTubeチャンネルより引用
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