継子の長女が初めて「ママ」と呼んだ日 7人家族のママがお弁当作り中に語る忘れられない思い出 「やっとやっと家族になれた気がするよ」16年間の想い合いに涙(1/3 ページ)
涙腺崩壊します……。
7人家族のママが5人の子どもたちのためにお弁当を作りながら、継子の長女との思い出をつづった動画がInstagramに投稿されました。記事執筆時点でこの動画は244万回再生、2万5000件の“いいね!”獲得し、「涙がでました、素敵なお話です」と心を打たれる人が続出しています。
お弁当作りはコミュニケーション
投稿者は社会人と大学生と中学生の5人の子どもたちのママ・AI KITAMURA(@love.k0120)さん。以前、子どもたちの夏休み期間中に超便利なアイデアでストレスフリーな置き弁当作りを紹介して話題になりました(関連記事)。
今回の動画では、5人の子どもたちのために色とりどりのお弁当を作りながら、再婚を意識したきっかけや、当時はまだ幼かった長女との思い出をつづっています。どんな思い出なのか早速見てみましょう。
パパさんとの出会いは偶然
動画は「ママと呼ばれた日」と言うテロップと共に完成されたお弁当から始まります。1品目を揚げながらパパさんと出会ったきっかけからつづられていきます。出会いは本当に偶然で「ただ、近所に住んでいた」ことがきっかけだったそうです。
お弁当のおかずを揚げている横で、卵焼きを慣れた手つきで巻いていきながら思い出話は「ただのご近所さん」から、「子どもたちのお世話までする仲」に変化。当時はお互いに忙しく、子どもたちにお弁当を届けたり、仕事で帰宅が遅くなってしまうときには、子どもたちのお世話をしたりと互いに協力しあって日々を過ごしていたそうです。
揚げ物が揚がり、卵を一口大に切っていきながら、再婚を意識するきっかけとなる継子の長女との思い出話に。当時の目まぐるしい日々の中、長女の入浴後に身体を拭いていたときに、長女が間違えて愛さんを「ママ」と呼んでしまい、長女がすごく寂しそうな表情に見えたことがきっかけで再婚を意識したとのこと。
母ではなく、パートナー
それからの日々を愛さんは「うまくいかないときもあったけど、それはどこの家庭でも同じだよね」「あの子たちのお母さんになろうと思ったことはなくて、人生をよくするパートナーと思ってもらえたらいいな」と言う思いで16年間育ててきたとつづりながら、5人の子供たちのそれぞれ違うお弁当箱に、ご飯とたくさんのおかずを盛り付けていきます。
お弁当の仕上げに梅干をご飯の上に乗せながら、「16年間育ててもらったのは私の方かもしれない」と、つづりながら愛情弁当は出来上がりました。概要欄には、「ステップファミリーってね、今までの生活習慣や価値観をみんなですり合わせて、みんなが思い合って何年も月日を経てやっとやっと家族になれる気がするよ」と、これまでのいろいろな思いが詰まった言葉を残しています。
愛さんの継子の長女とのステキな思い出に涙
動画には「涙がでました、素敵なお話です」「こんなお弁当作ってるあなたを母と言わずしてなんと言えますか」「”うまくいかない時もあって、どこの家も同じだよね”って、ジーンときました。つい、隣の芝生が青く見えるけどみんな一生懸命生きてるよね」「今日も美味しそうなお弁当。愛情たっぷりの16年間だったのでしょう」との声が多数寄せられています。
愛さんのInstagramアカウント(@love.k0120)では、いろいろな置き弁当のアイデアや、ダイエット料理、大家族の食事内容などを数多く公開中です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.