まひ&歩行困難の7歳りおなちゃん、七五三の前撮りに「無理に立つくらいなら車椅子で可愛く」 愛娘の着物姿に母歓喜「つい涙が」(1/2 ページ)
「簡単着付け着物」が撮影の決め手に。
先天性疾患による低身長というハンディキャップを持ち、チャンネル登録者数160万人超の人気YouTuberとしても知られる小学2年生の「りおな」ちゃん。母親の運営するInstagramが11月6日に更新され、りおなちゃんが七五三の前撮りをしたことを報告しました。
りおなちゃんには先天性の骨系統疾患の疑いがあり、身長は98センチと3歳児くらいのままです。2022年に受けた背骨の手術の影響で体がまひして歩行困難となりリハビリに励む日々を送っていましたが、2024年8月には体に入れていた金属のトラブルで再手術を受けていました(関連記事)。
七五三の撮影の決め手となったのは?
今回母親が投稿したのは、りおなちゃんの七五三をお祝いするために着る和装とドレスの前撮りショット。母親は、本来七五三を行うはずだった2023年に「わざわざ今年やらなくても」「来年は歩いてるかも?」という思いから先延ばしにしていたそうですが、淡路島にある写真館に声をかけてもらい撮影を決意したそうです。
撮影の決め手となったのは、背中がファスナーになっていることから体が不自由な子どもでも簡単に着られる作りになっている「簡単着付け着物」。りおなちゃんは胸から下がまひしているため着付けのハードルが高かったそうですが、「簡単着付け着物」は上からかぶって背中のファスナーを上げるだけで着替えが完了するという手軽さだったそうです。
また、帯には面ファスナー(マジックテープ)が付いているため、ぐるっと巻いて結びの部分を差し込んだら短時間で着替えられたとのことで、かわいらしいお花柄の着物と髪飾りでドレスアップしたうれしそうな笑顔を披露しました。
他にも、ふんわりと広がる水色のシフォンに白いお花があしらわれたキュートなドレス姿も公開しています。
母親のりおなちゃんへの思い
母親は「『普通の子と同じように』が全てではないけれど、晴れの日にはやっぱり可愛く、素敵な姿を残してあげたいって気持ちがあるのも事実で、今回この着物を着て出てきた娘を見たら、色々込み上げるものがあり、つい涙が」とりおなちゃんの晴れ姿に感涙したことも告白。
また、「実際いまは車椅子なのが娘の今の姿だから、車椅子の姿と、車椅子に座ってない姿両方残したいなと思っていて、そのどちらも撮れたのもとても良かった」とも。
りおなちゃん本人に「装具を使って立った写真も撮りたい?」と聞いたところ、「無理に立った写真で変な感じになるくらいなら、車椅子で可愛く撮りたい」と返ってきたため、座った写真だけを撮ったことも伝えています。
来週には、同じ簡単に着脱できる着物姿でお参りに行くことも伝えるとともに「今回ほんとに可愛く撮れて嬉しかった ずっと不安だった成人式や結婚式も、きっと大丈夫と頭によぎる素敵な時間になりました」と、将来に向けての言葉で締めていました。
記念になる七五三の前撮りへの反響
この写真には「とっても可愛い」「着物もドレスもとっても似合ってます」「とてもとても可愛くて心温かくなりました」という声の他、「ママの想いが伝わってきて、私も嬉し涙ですっ」「ママのコメントを読んで私もうるうるになりました」という声も寄せられています。
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