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330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」(1/2 ページ)

アレ、乱暴に扱うと最悪ちぎれるんだよね……。

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 安価で売られていたジャンク品のファミコンが、実はかなりのレアものだった――。そんなエピソードが話題です。ファミコンの箱自体、今どきなかなかお目にかかれないものですが、コントローラーをよく見るとさらに珍しい点が……。

お分かりいただけただろうか……? まだお気づきでないかたは、ABボタンに注目(画像提供:レトロ万歳さん)

見つかったのはABボタンが四角いゴムの初期型ファミコン!

 投稿主はX(Twitter)ユーザーのレトロ万歳(@yj_J_retro)さん。とあるショップで330円のジャンク品を購入したところ、ある違和感に気付きました。

 その原因は、コントローラーのA、Bボタン。広く知られているものは形状が丸いプラスチック製なのですが、このジャンク品では四角いゴム製だったのです。

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改良された丸いボタンのコントローラー(出典:PIXTA

 このゴムボタン、実は初期のファミコンに採用されていたもの。使い込んでいるうちに、しばしばめり込んで戻らなくなるほか、最悪もげることがあり、のちのマイナーチェンジで連打の利く丸いボタンへ改良されたのです。

 ちなみに、当時はコントローラーのカバーとボタンを丸ボタン仕様へ交換できる、公式の部品セットも玩具店等で販売されていました。ゴムボタンに難儀して自分で交換したことがある……なんて体験をした方もいるのではないでしょうか?

当時は不評の仕様も今となっては貴重品

 初期型だと気付いた人から、「ホント戻らなかったもんなあ、四角ボタン。丸ボタンのコントローラーに換装した時の爽快感は半端なかったw」「よくちぎれて抜け落ちましたよね」と、苦労した思い出が寄せられたこの投稿。ただ、当時は不評だった仕様も今となっては希少ということで、リプライではレアもののゲットを祝福する声が目立ちます。

 なお、このジャンク品はさすがにそのままでは動作しなかったとのこと。レトロ万歳さんは基板を掃除し、映像が出力できるところまでこぎ着けています。

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