ニュース

餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた(1/3 ページ)

驚きの変身ぶりにほっこりして涙が出る。

advertisement

 人間を警戒し、衰弱していた元野犬が、保護された先で愛されて別犬のようになったビフォーアフターが2022年11月にX(Twitter)で話題になりました(関連記事)。そのワンコの名前は「ミソ」さん。当時ねとらぼの記事でも紹介して反響を呼んだミソさんについて、2年が経った現在の様子などを飼い主さんに聞きました。

あばら骨が浮かび上がるほどガリガリだったミソさん

 飼い主は台湾在住の阿雞さん(@SCMcrocodile)。ミソさんと出会ったのは2016年、場所は台湾新北市の海辺で、ミソさんはあばら骨がくっきりと浮かび上がるほどガリガリに痩せた状態でした。うなり声を上げたり、歯をむき出しにしたりと激しく警戒していましたが、たとえ噛まれても痛くなかったと阿雞さんは振り返ります。それほどミソさんは弱っていたのでした。

保護当時のミソさん

飼い犬だったなごりのようなものも……

 ミソさんは野犬たちのグループに入れず、ご飯を食べられずにいたようです。それに加えて、保護からしばらくして慣れると“おすわり”をしてみせたことから、もしかしたらミソさんは元飼い犬だったのかもしれません。悲しげな表情が印象的で、保護時の体重はたったの11キロしかありませんでした。

advertisement
ガリガリで衰弱していました
体重が11キロしかなかったころの様子

 阿雞さんの家族に加わってから6年後、ミソさんの体重は27キロまで増え、ムキムキになった体格だけでなく、自信に満ちた精悍な顔つきへと変化! その貫禄のある姿には「めちゃくちゃ男前」「かっこいい」「幸せになってよかったです」「本当に同じワンちゃんですか? と言いたくなるほどの変身!」と驚きや感動の声が寄せられました。

そして保護から6年後……。堂々とした風格のワンコに!
楽しそうな笑顔も見せてくれるように

さらに2年後……

 このビフォーアフターは現在4700件以上の“いいね”を獲得。話題になったミソさんの現在の様子や、前回掲載された記事の反響について、ねとらぼ編集部が飼い主さんにお話を聞きました。

――投稿や記事には大きな反響がありました。反響への感想や印象的なコメントがあれば教えてください

飼い主さん:さまざまなコメントを頂きましたが、これをきっかけに「野良犬」や「野良犬を飼う事」に対して関心を持たれた方がいてうれしく思いました。

――その後、ミソさんは元気に過ごしていますか?

advertisement

飼い主さん:とても元気です。散歩中にしばしば毛並みの良さを知らないおじさんに褒められます。

――ミソさんと暮らして分かった性格やチャームポイントを教えてください

飼い主さん:知らない人に対しては警戒心がとても強いのですが、家族に対しては愛情深いです。また、とても甘えん坊なので家族が家にいるときは常にすぐそばにいます。

(了)


 キリッとしたクールな表情から、のほほんとした表情までと、出会ったころと打って変わって表情豊かになったミソさん。家族に対して愛情深いというお話からも、たくさんの愛情を受けていることが伝わってきますね。また本当は甘えん坊な性格だとわかってから出会った当時の様子を振り返ると、よりうるっときたり……。

advertisement

 そんなミソさんと同居犬の「こげパン」さんは、阿雞さんのXアカウント(@SCMcrocodile)にたびたび登場。2匹が美しい毛並みをしている理由と思われるブラッシングの様子や、一緒にお散歩する穏やかな日常を見ることができます。

見ているこちらも癒やされる、かわいい表情も
警戒心ゼロのリラックスした様子にほっこり
お散歩中に好きな場所で休憩
お家でまったり過ごすミソさんとこげパンさん
これからも飼い主さんと幸せな時間を過ごせますように!

画像提供:阿雞(@SCMcrocodile)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  2. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  6. 西川貴教イメージのクリスマスケーキに“ぐちゃぐちゃ”報告…… 大手スーパー謝罪 「心よりお詫び」
  7. 大谷翔平の妻・真美子さん、「5000円バッグ」「特製ジャケット」に注目 2024年のファッション
  8. 「一生ツボってるwww」 ミスドで「ディグダ」購入→よく見ると…… “あるはずないもの”が150万表示
  9. 道北から旭川より遠い札幌を目指すのはなぜ? 稚内市民が解説したイラストに「納得」「天気さえ良ければ」の声
  10. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」