「白い恋人」メーカーの洋菓子にカビ発生恐れ……「深くお詫び」　2万個以上自主回収へ（1/2 ページ）

　北海道銘菓「白い恋人」を製造する石屋製菓は、同社の洋菓子の一部に包装不良があり、カビが発生する恐れがあるとして、商品を自主回収すると発表しました。

包装不良でカビの恐れ

　自主回収を行うのは「マルヤマクーヘン（ショコラ）1個入」（賞味期限 2025.01.12～2025.03.05）、「マルヤマクーヘン（ショコラ）4個入」（賞味期限 2025.01.13～2025.03.03）、「マルヤマクーヘン（ショコラ）8個入」（賞味期限 2025.01.18～2025.03.05）、「ザ・コレクション ウィンターアソート」（賞味期限 25.01.13/A～25.03.05/A）の4商品。

　消費者庁リコール情報サイトによると、11月1日～12月11日に北海道内、東京都、大阪府などで販売したもので、「マルヤマクーヘン（ショコラ）1個入」は1万878個、それ以外は1万64箱が対象です。

　同社によると、「マルヤマクーヘン（ショコラ）」の一部に包装不良があったことが判明。カビ発生の恐れがあることから、自主回収を実施するとしました。12月12日時点で健康被害などの報告はないとしています。

　手元に商品がある場合は、当該商品の中身を廃棄のうえ「外装（賞味期限表示部分含む）」を下記送付先まで「料金着払い」で送ってほしいとしています。

　同社は「今後は、包装管理の改善を進め、品質管理の一層の向上を図る所存でございます。お客様ならびに、お得意先の皆様には、多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。