【ライブレポ】デビュー10周年の逢瀬アキラ、「赤フェス2」2Daysライブで7組の豪華ゲストと“絶唱”「地獄から救ってくれたのは音楽です」(1/3 ページ)
激熱な2日間を多数の写真とともにレポートします。
シンガー・ソングライターの逢瀬アキラさんが12月14日・15日の2日間、逢瀬アキラpresents【RED NIGHT FES Vol.2】~逢瀬アキラ10周年記念大爆発!!!~(通称:#赤フェス2)を高田馬場 CLUB PHASEで開催しました。
2023年12月3日に開催された【RED NIGHT FES】に続き、逢瀬さんが尊敬する各ジャンルのアーティストたちがゲストとして登場。2024年は逢瀬さんのメジャーデビュー10周年というアニバーサリーイヤーでもあり、2日間で合計7組の豪華ゲストが出演する過去最大レベルの主催ライブとなりました。
逢瀬さんは、2014年ごろから活動を始め、アニメ・ゲーム業界を中心に自ら作詞・作曲した楽曲を提供しています。2022年には、アニメ4期が放送された「八十亀ちゃんかんさつにっき」の主題歌「ENJOY☆NAGOYA☆PERFECT☆LIFE」を担当。2024年にはゲーム「戦場のフーガ」の公式応援アンバサダーにも選ばれるなど、PCゲーム業界以外でも幅広く活躍しています。
ねとらぼでは、当日の熱狂が伝わる写真とともに2日間のライブをレポート。最後には独占インタビューも掲載していますので、ライブに参戦した人も今回は行けなかったという人も、ぜひご覧ください!
初日のゲストはKiccoさん、倉知玲鳳さん、いとうかなこさん
1日目となる12月14日のライブには、PCゲーム「タユタマシリーズ」(Lump of Sugar)や、PS2版「ARIA The ORIGINATION~蒼い惑星のエルシエロ~」のOP歌唱などを担当しているKiccoさん、「BanG Dream!(バンドリ!)」プロジェクト内バンド・RAISE A SUILENのキーボーディストとして活動しており、2019年放送の「BanG Dream! 2nd Season」でRAISE A SUILENのキーボード担当、パレオ役の声優としても活動している倉知玲鳳さん、「ひぐらしのなく頃に」「School Days」「シュタインズ・ゲート」など、大人気作品の歌唱を担当している、いとうかなこさんをゲストに迎え開催されました。
開場後、最初にやってきたファンは「アキラ様、10周年おめでとー!!」と、逢瀬さんへのお祝いの言葉を叫びながら入場。土曜日の比較的早い時間でしたが、会場内は肩が触れ合うほど多くのファンが開演前から駆け付け、ライブの始まりをいまかいまかと待ち望んでいました。
ついに開演の時が訪れ、軽快な音楽が響き渡る中で、逢瀬さんはライブ開催の経緯や意気込みを熱く語り、観客の心をつかみます。
全身に電球を巻き、サイバーパンク風なサングラスを装着した逢瀬さんが再び現れると、会場は一気に沸き立ちました。
ひとしきり盛り上がったところで、バンドメンバーを一人一人呼び込み、それぞれの意気込みを確認します。ライブ冒頭でメンバー紹介があるというのも新鮮でしたが、一緒に盛り上がる準備ができ、一体感が増すきっかけにもなったように思います。
逢瀬さんが「日ごろのストレスをこの場ですべてぶつけていけ!」とフロアにも呼びかけ、観客のボルテージを一気に引き上げます。観客からの歓声が響く中、最初のゲストをステージに呼び込みました。
Kiccoさん
最初のゲストはKiccoさん。逢瀬さんとともに「妖し月夜の縁より」を披露しました。逢瀬さんが作詞・作曲したこの曲は、ファンの間でも人気が高い楽曲です。
続いて、「時の鼓動」「Recollections」と披露し、Kiccoさんの美しい歌声が会場中に響き渡ります。
MCでは、逢瀬さんの楽曲を称賛したあと、「アキラさんの楽曲はテンポが速いので、死にます、わたしが」とユーモアたっぷりに話し、会場を和ませました。
その後、Kiccoさんは「ラスト3曲はすべてあげで、あげで、あげ曲を続けます」と宣言し、「Amazing sky」「星のようになりたい」を披露。Kiccoさんの力強い歌声と観客の熱狂的なコールが相まって、会場の盛り上がりは最高潮に。
最後のMCでは、「はじめて呼んでいただいた赤フェス、このセトリで大丈夫ですか?」と会場に問いかけ、まだまだ盛り上がれるかとファンを煽りながら、「Etenity Blue」で締めくくりました。
倉知玲鳳さん
2組目のゲストは倉知玲鳳さん。アーティスト・倉知玲鳳としてステージに立つのほぼ初めてという倉知さんのパフォーマンスに、会場の期待は高まります。
1曲目に披露したのは「God knows...」。アニメファンに愛される同曲を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、一気に観客を引き込みました。
「五月雨20ラブ」では歌い始めを間違えたものの、かわいらしい照れ隠しでファンの心を鷲づかみ。MCでは「緊張でそわそわしています~」と小動物のようなしぐさで会場を和ませました。
続く「恋愛サーキュレーション」では、声優活動で培ったかわいらしい歌い方に観客は大興奮。
さらに、透明感のある歌声で「プラチナ」を歌い上げると、続く「ダイヤモンドハッピー」では、「歌詞に注目して聞いてください」と呼びかけ。続けて「ユナイト」を披露し、心のこもったパフォーマンスにファンは引き込まれました。
MCでは「鋼の錬金術師は自身の人生を変えてくれた作品」と語り、最後の曲「瞬間センチメンタル」を披露し、倉知さんのパフォーマンスに観客は大盛り上がりとなりました。
いとうかなこさん
3組目のゲストは、いとうかなこさん。いとうさんのステージは「シュタインズ・ゲート」のOPテーマ「Hacking to the gate」で始まり、その力強い歌声で観客を魅了。
続くMCでは、逢瀬さんの10周年を祝い、「はじめましてだけど、はじめましてでないキャラクター性でいいよね」とユーモラスにコメント。
「RISE ON GREEN WINGS」「孤高之魂魄」では、伸びやかで力強い歌声を披露。バラード調の「沙耶の歌」では、いとうさんの繊細な歌声がダイレクトに響きました。
続いて、クラウドファンディングで制作されたデビュー20周年記念のアルバム「ありがとう」から「言葉にならない」。さらに「追想のディスペア」を披露。
最後のMCを挟み、「シュタインズ・ゲートゼロ」のOPテーマ「ファティマ」を披露して会場を気温を高め、逢瀬さんにバトンを渡しました。
ラストは逢瀬アキラさん
トリを飾ったのは主催の逢瀬さん。1曲目に「sacrifice」を披露し、「PHASEかかってこいやーーー!」の煽りにファンはステージ前に押し寄せます。
続けて「愛的☆Reliance」、さらに「PITCH・PITCH・LIFE」(・はハートマーク)では、逢瀬さん伝家の宝刀「おぱんちゅ乱舞」が発動。この現場でしか味わえないライブハウスにパンツが舞う情景に、初めての観客も度肝を抜かれていました。
MCでは、ばらまいたパンツをファンがかぶっている様子を見て、ヘッドバンドやタオルに使えると話し笑いを誘います。
次に初披露曲の「never」と、逢瀬さんアレンジの「戦場のフーガ」主題歌「轍に咲く花」で会場を魅了。
「GALE」は、逢瀬さん自身がヘビーリスナーの番組主題歌として特別な思い入れを込めて歌い、ファンも大盛り上がり。続く「永遠へと続く物語」ではバラード調の曲で会場全体が優しい雰囲気に包まれました。
しっとりとした雰囲気の後に「Girlish☆Love」で再びアップテンポに。MCでは、2025年5月5日に青山RiZMで生誕祭ライブを開催することを告知し、場を沸かせました。感謝の言葉を伝え、ラストスパートへ。
デビュー曲「BIND」の激しい曲調に、会場がこの日一番の盛り上がりを見せると、最後に「ENJOY☆NAGOYA☆PERFECT☆LIFE」を披露して、大満足の締めくくりとなりました。
歌い終えると、息を切らしながら「逢瀬アキラ、たのしかったです」と感想を述べ、出演者全員をステージに呼び込み。ゲストはそれぞれに思いを言葉にしました。
1日目の出演者コメント
Kiccoさんコメント
アニバーサリーでライブに呼んでいただいて、逢瀬さんがもっと長ーくやっているような印象がありました。長く業界に貢献して、みんなに愛されててすごいですね。Vol.2でこれだけ楽しんだから、3はもっと楽しいだろうと思います。本当に楽しかったです。ありがとうございました。
倉知玲鳳さんコメント
まずは10周年おめでとうございます! 記念すべきライブに呼んでいただいてうれしかったですし、すてきな先輩方の胸を借りるつもりでステージに臨みましたが、とても楽しく、出演者やバンドの皆さん、来てくださった皆さんの温かい空気感が大好きだと感じました。
ステージはやっぱり楽しいな! と思いました。本日はありがとうございました!
いとうかなこさんコメント
いとうです! 楽しかったよー! おめでとう! ありがとうございました!
来週の土曜日はいとうかなこchannelの投げ銭ライブを実施するので、ぜひ参加してください! 待ってますー。
出演者全員で「また次もやりましょう!」と締めくくり、1日目のライブが終了しました。
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