がん闘病の森永卓郎、容態急変後にモルヒネ投与で“結構厳しい状況” スタジオ出られず弱々しい声で「そう長く持たないかもしれない」「本格的に転移が始まったよう」(1/2 ページ)
長年の共演者は涙。
がん闘病中の経済アナリスト・森永卓郎さんが1月27日、「生島ヒロシのおはよう一直線」(TBSラジオ)に出演。現在の体調について「そう長く持たないかもしれない」と厳しい状況にあること明かしています。
1週間前に容態急変
同番組にスタジオではなく電話を通じて出演した森永さん。パーソナリティーの生島ヒロシさんが心配げに容体を尋ねたところ、「実はあんまり大丈夫じゃないんですよ」と弱々しく答え、「先週の放送が終わったくらいから容態が急変して」「どうも本格的に転移が始まったようで、右の脇腹に一気に痛みが出てきた」と病状が著しく悪化したことを告白しました。
現在は医療用のモルヒネで痛みを抑え、どうにかしゃべれる状態とのこと。「この1週間は何も食べてないので、パワーがなくなっちゃった」「いよいよろくに歩けなくなった」と深刻な状況を伝え、「実感でいうと、そう長く持たないかもしれないというのが個人的な感想です」「ここまで急変するとは思ってなかったので、今は結構厳しい状況」と正直な思いを語っています。
長年の共演者が涙
森永さんは続く28日、出演予定だった「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)を欠席。
同番組には経済アナリストの長男・森永康平さんが出演しており、オープニングトークで「かなりキツそうだなっていうのが正直な感想」「とてもじゃないけどリスナーの皆さんに聞かせられるような状況でもない」と父親が苦しい状況にあることを伝えています。
メインパーソナリティーの垣花正さんは、「まさにモリタクさんは今がんばっています。放送を一緒にやってるのと同じなんですよ。引き続きモリタクさんの応援もお願いいいたします」と明るい声色でオープニングトークを締めますが、天気予報明けの時点で「すいません……」と鼻をすすりながら沈黙。
電話で直接声を聞いたとみえ、「一生懸命、がんばってる声聞くと、つらいだろうなと……」「泣いてしまったことは申し訳ないんですけど、これは悲しいから泣いてるんじゃなくて、がんばってる姿に感動してるってことなんです」「自分の人生をまさに完全燃焼しようとがんばってると思う。ぼくはずっと一緒にやってきたから、1日でも長く一緒にやりたい」と森永さんへの思いを涙声で語っています。
関連記事
“余命半年引っ張った”森永卓郎、がん闘病同志と肩組みで激励笑顔 “人生残り10年”の相手は「もっと頑張らないと」と反省
当初は余命が3月までとされていた森永さん。「原発不明がん」の森永卓郎、残り数か月の“余命宣告”覆し「今年の桜はキレイでした」 発病後初の長距離徒歩は「孫より遅い」
ぜひ来年の桜も。すい臓がんステージ4公表の森永卓郎、“闘う経済アナリスト”な実息子とラジオ特番 主治医とのやりとり語る
ミニカー収集のせいで自宅の床が抜けた、という森永家エピソードも披露。「意識もうろう」「何も食べられない」 すい臓がんステージ4の森永卓郎、痩せた顔出しで“最悪の時期”告白 息子は「『死ぬ』が冗談に聞こえなかった」
ラジオのスタジオに顔を出すのが当面の目標。すい臓がんステージ4の森永卓郎、最悪な状態脱するも“致命的なミス”……3000万円の治療費巡り「私が払わないと」「深く考えてなかった」
「給付金が会社に行っちゃうんです」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.