「意識もうろう」「何も食べられない」 すい臓がんステージ4の森永卓郎、痩せた顔出しで“最悪の時期”告白 息子は「『死ぬ』が冗談に聞こえなかった」(1/2 ページ)
ラジオのスタジオに顔を出すのが当面の目標。
ステージ4のすい臓がんを公表した経済アナリストの森永卓郎さんの長男で、自身も経済アナリストの森永康平さんが1月15日に自身のYouTubeチャンネルを更新。父・卓郎さんがゲストで登場し、息子同席の上で現時点の容体を明かしています。
最悪だった時期回想し「立ってもいられない」
動画収録当時の現在を「がんと闘うための準備段階として入院中」と語った卓郎さん。2023年12月29日が“最悪”の時期だったとし、「意識がもうろうとして立ってもいられない」「何も食べられない」とほぼ動けない状態だったと告白しています。
体がひどい状態だったものの新しい薬との相性が良かったとし、「薬を飲んでから、元には戻ってないんですけれど普通にしゃべれるようになってきました」と現在はだいぶ回復したことを伝えています。
「ひどい状態、今すぐ死ぬっていう状態ではなくなっています」と強調した他、「来週、1週間入院を続けてそこで退院をする予定になっています。勝負は再来週。一応、今の段階ではラジオのスタジオに顔を出せたらいいなと思っています」と現状での目標も表明。原稿も執筆しており、3月に出版予定のものを控えているとのことです。
父「生まれて初めて死ぬなって」息子「全然冗談に聞こえなかった」
卓郎さんは危機に直面していた当時を振り返り、「本当に生まれて初めて死ぬなって思いました」と覚悟を決めていたと吐露。
すぐそばにいた康平さんも「年末死にかかってたもんね」「『来週ぐらいに死ぬ』って言ってんのが全然冗談に聞こえなかったから、『さっさと病院行け』っていってぶち込んだけど」「しかも素直に言うこと聞いたから、本当に体調悪いんだなと思ったよ」とコメントし、父の言葉を裏付けていました。
卓郎さんは、がん公表後もテレビやラジオへ電話出演しているものの、顔出ししていなかったため心配の声が上がっていたため、今回の収録に至ったとのこと。
声量はしっかりしている一方でほおが非常にこけた姿を見て、康平さんが「だいぶ痩せたよね」と率直に指摘したところ、「痩せてるけど、髪の毛何にもしてないんですよ。残ってるでしょ」と応答。「がんになったけど痩せたしタバコ吸わなくなったし健康になってる」とも指摘されて苦笑を浮かべる場面もありました。
卓郎さん直々に顔を出しての近況報告に対し、コメント欄では「森永先生の顔を見れて嬉しかったです」「声に力がこもっているのを感じて少し安心しました」「お元気そうで本当に良かったです」「本当にお痩せになりましたが、ご無理なさらないで下さい」「ラジオ復活、新刊も楽しみにしておりますが、お身体が一番ですので、ご無理なさらないでください」などの声が寄せられました。
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“頭の中で鳴り続ける音”に悩まされていたとのこと。