そのままでも美しい300万ドルのダイヤモンド、宝飾デザイナーが加工すると……　“衝撃の完成品”が227万再生「驚くほど美しい」「素晴らしい職人技」【海外】（1/2 ページ）

　300万ドルのダイヤモンドを指輪に仕上げる動画がYouTubeに公開され話題になっています。この動画は、記事執筆時点で227万回以上再生され、3万件以上の“いいね”を獲得しています。

豪華なダイヤモンドの指輪を製作

　動画を投稿したのは、ロンドンを拠点にジュエリーデザイナーとして活動しているBobby White（@BobbyWhite）さん。セレブリティ向けの超シックなジュエリーなども製作しています。

　今回は、300万ドルのピンクダイヤモンドを指輪に仕上げる動画を公開しました。どんなデザインの指輪になるのでしょうか。

金属の土台を一から作成

　まずは指輪の土台になるパーツを加工していきます。金属をバーナーで熱して形を加工しやすくし、ローラーで金属を細くのばす“ミーリング加工”を施します。指輪のサイズに合わせてカットし、ペンチを使い手作業で曲げながら形を整えていきます。

　指輪の形になるまで曲げたら、手作業でさらに形をカットし厚みを薄くします。数種類のやすりで金属を削って整えたら、次にダイヤモンドを固定するパーツ作りに取りかかります。

　石を固定する爪を作成したら、いよいよダイヤモンドをはめ込む作業です。今回使用するのは、ピンクダイヤモンドの他に透明のダイヤモンド2個。まず両サイドの爪に透明のダイヤモンドを固定します。ティアドロップの形が美しいですね。

　そして真ん中に大粒のピンクダイヤモンドをセットし、四隅の爪を内側に折り曲げてしっかりと固定します。余分な長さの爪を慎重にカットし、さらに爪の形をとがらせるための保護シートをダイヤモンドに貼り、丁寧にやすりで爪を磨いていきます。

　保護シートを石から外し、次はレーザー機械で彫刻を施します。ダイヤモンドの内側の部分にはデザインしたBobbyさんのロゴが刻まれました。そして最後の工程の磨き作業へ。ローラー機械で慎重にダイヤモンドの表面を磨いたら、ピンクダイヤモンドの指輪の完成です。

「素晴らしい」「とてもプロフェッショナル」と大絶賛する声

　この動画には、「大好き！」「美しいピンクダイヤモンド」「素晴らしい」「驚くほど美しい指輪」「素晴らしい職人技です」「爪にローズゴールドを使用し石のピンク色を強調しているのが気に入りました」「最高の職人」「とんでもないプロフェッショナル」などの声が寄せられています。

Bobby Whiteさんの過去作

画像はBobby WhiteさんのYouTubeチャンネル（@BobbyWhite）より引用