つらかったらやめてもいい 「スペース・プレイヤーズ」で初声優の野田クリスタル、“何でも必ず達成”する男が伝えたいこと(1/2 ページ)
「ひとりよがりにならないようにはしています」
「NBAチャンピオン」に4度輝き、“NBA史上最強のプレイヤー”と名高いバスケットボール選手のレブロン・ジェームズを主演かつ本人役に迎えた大作映画「スペース・プレイヤーズ」が8月27日に公開されます。
ひょんなことから「マッドマックス」や「マトリックス」、バットマンやジョーカーら「DC」作品の有名キャラが住む仮想世界に飲み込まれたレブロン。敵に奪われた息子のドムを取り戻すべく、“最強の殺し屋軍団”「グーンスクワッド」と“何でもアリ”なバーチャルバスケの試合を開催。野田さんは同作で声優デビューを果たし、「グーンスクワッド」メンバーのウェット・ファイヤー役として迫真の演技を披露しています。
自主開発した「野田ゲー」や、バスケ好きが高じて誕生させたパーソナルジム「クリスタルジム」など、各方面で幅広い才能を発揮している野田さん。バスケとゲームは自身にとってどのような存在なのか、自分の思っている夢や目標をかなえるためには何が大切なのかをじっくり聞きました。
「フザけたことやったら映画1本ぶっ壊れる」全力で臨んだ初声優
―― 初声優にして大作への出演となりました。担当キャラの「クレイ・トンプソン選手/ウェット・ファイヤー」を演じるにあたって最も心がけた点は何ですか?
野田クリスタル(以下、野田) 一番考えたのは「とにかく邪魔にならないように」です。ワーナー・ブラザース作品のファンからしてみたら、僕はどう考えてもお呼びではないので。
映画を見ている人がキャラにとにかくなじめるように、僕のキャラの登場シーンで気持ちが切れないようにって、それしか考えなかったですね。
―― 現場でのプレッシャーも相当だったのではないでしょうか?
野田 そもそも、僕以外誰が出演するかも全然聞いてなくて。「ヤバい、とにかくフザけたことやったらもうこの映画1本ぶっ壊れるんだな」と思ったら、とてもとても気が気じゃいられなくなって。
僕が、「グーンスクワッド」メンバーで最初に音声を録ったそうですが、とにかく精いっぱいやりました。
―― 最初に声優の仕事が決まったことと、ご自身のセリフを見てどのように感じましたか?
野田 「こんなに何の説明もなく始まるんだな」と。
―― (笑)。
野田 事前段階で、「あなたはこういう役で……」という説明があるかと思ったら、台本を渡されて現場に行って、「じゃ、さっきの台本を読んでください」と言われて。「オレ、今何も聞いていないよ!?」って。
「どういう声を出してほしいか」という演技指導がなく、本番がそのまま始まったものですから、「どうしたらいいんだろう……?」って感じでした。
―― では、その場で感じたものをそのまま出した形でしょうか?
野田 そうです。トンプソン選手のことは知っていましたけど、普段どういうしゃべり方をするかなんて正直全く知らなかったので、こちらの勝手なイメージでやりました。
―― 出来上がったものを見た際、ご自身の声を聞いてどう感じましたか?
野田 自分の声だからかなのか、「うわっ、野田だ!」って思ってしまいますね。やっぱり邪魔でした(苦笑)。
「グーンスクワッド」の他メンバーが出てきたときも同じように感じましたね。「あ、丸山(桂里奈/アラクネカ役)さんだ」「村上(佳菜子/ホワイト・マンバ役)さんだ!」って。僕も含めて声優陣の皆さん、編集上の加工で違和感ないようにしてくれていたんでよかったですよ。
アスリートたちに囲まれ「芸人だけど大丈夫かな?」
―― 「最初に音声録りした」とのことですが、「ココリコ」の田中直樹(ザ・ブロウ役)さんや丸山さんなど、他のゲスト声優の方とは会いましたか?
野田 収録の最中って誰とも顔を合わせないんですよ。1人用の録音ブースに入って、終わったら次の人が入るといった具合で順番に録っていくので掛け合いもなかったです。
だから、僕の収録が終わった後も、誰が他に出演するかずっと知らなかったんですけど、僕の次が丸山さんで。ちょうどすれ違った際に「あ、出るんだ……」と気付いて、「どういうメンバーでコレ録っているんだろう?」ってちょっと不思議に思った記憶があります。
その日の夜にバラエティー番組の収録で、村上さんと顔を合わせたときに「野田さんちょっと……アレ録りました?」「私、この後録るんですよ」って聞かれて。「えっ、村上さんと丸山さんが出るの?」「オレ、芸人なんだけど大丈夫かな?」って頭をよぎりましたね。
アスリートはこの映画のテーマ上、キャスティングされるのは分かるんですよ。「……オレもアスリートだと思われてる?」って一瞬不安になりました(笑)。
―― “マッチョ枠”で呼ばれたのかもしれないですね(笑)。
野田 そうですね(笑)。僕の場合は「ゲームを作れる」「バスケをやっている」という2つの要素があって、そのどちらもこの映画に結構深く関わっているから呼ばれた気がしますけど。
子どものころ楽しかったゲームが活動の原動力
―― 映画では、レブロンとドムの親子でバスケやゲームに向き合う姿勢が異なる点がハイライトとなっていました。野田さん自身、バスケとゲームにどんなスタンスで臨んできたのでしょうか?
野田 小学校からバスケをやっているんですけど、ミニバスのときは楽しくプレーしていたと思います。中高生のときは「遊びじゃねぇ!」と考えてました。真剣勝負の世界だったので「楽しい」と思ってやったことは一回もないです!
僕の中学は、バスケ部の監督が鬼のように怖くて有名な人だったんですが、言われるままに部活へ出て練習してといった状態だった気がします。そのあたりは、映画冒頭のドムと全く同じ状態だったかもしれない。周りも覚悟を決めた人間しかいなかった。
―― 野田さんも、もちろん覚悟の上で?
野田 もちろんです。逆に言うと、その覚悟が一番強かったかも。一回もバスケを休まなかったし、レギュラーにもなれましたし。とにかく精いっぱいやっていました。
これだけずっと長くバスケやってるヤツが途中で諦めるわけにはいかないので。負けん気がちょっと高かったかもしれない。
―― ゲームに関してはいかがでしょうか?
野田 こちらは楽しかったときの思い出が強いですね! 僕って小学生が一番楽しかったので、そのころの思い出が深いかな。ゲームを作るということも、「あのとき楽しかったゲームを作りたいなぁ」って思ってます。
―― ゲームが楽しかったころのエピソードを聞かせてもらえますか?
野田 うちは、毎日幼稚園に行く前にゲームをやっててもよかったんです。「ファイナル・ファンタジーIII」を当時プレーしてて気付いたのは、あのゲームってどうしたって家を出るまでの30分じゃクリアできないんですよ! ラスボスのダンジョンはセーブポイントが途中ないまま、クリアまで2~3時間かかるからもう絶対無理だなって(笑)。
そんなフラストレーションが溜まった結果、大きくなってめちゃくちゃゲームやってしまう人に(笑)。FFは攻略本読んでいるだけで、楽しくて楽しくて一日終わっていたかな。
高校生のときは「ネトゲ廃人」というよろしくない状態になりました(笑)。1日10時間以上ゲームする毎日がずっと続いた末、あるときに反省してゲームとしっかり向き合うようになり、今は「大人」になっています(笑)。
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