「mixiページ」ってどう作るの? 実際にねとらぼのページを作ってみました
始まったばかりの「mixiページ」を使って、早速ねとらぼのページを作ってみました。どうやって作るか、何ができるのかを実際に試しながら紹介します。
mixiの新サービス「mixiページ」を使って、誰でも自由に自分だけのページが作れるようになりました。「自由と言っても、設定が面倒だったり、時間がかかったりするんじゃない?」と思う方もいるでしょう。実際にねとらぼのmixiページを作りながら、何ができるのか調べてみました。
始めに、mixiページでできることと、できないことを確認します。誰でも自由に作れるとは言え、mixiユーザーでなければ作れません。18歳未満のユーザーも作れません(20歳未満は保護者の同意が必要です)。また、勝手に有名人やキャラクターを名乗ってページを作ることはできません。企業やブランドについても同じです。
ではどんなページが作れるのかというと、自分が所有する、あるいは正式な代理人になっている企業やキャラクターのページが作れます。自分のお店やバンドはもちろん、飼っているペットやサークルのページを作ることもできます。mixi内だけではなくインターネット全体に公開できるため、公式サイトとして運用することが可能です。
では、実際に作ってみましょう。
新しいページを作る
mixiページの新規作成は、特設サイト「mixiページnavi」のトップか、mixiページの右下にある「新しいページを作成」からできます。このとき必要な情報は「ページ名」と「カテゴリ」の2つだけ。カテゴリは著名人やブランド、企業など11の大カテゴリとそれぞれの中カテゴリから選択します。あとは注意事項に同意して、「ページを作成する」ボタンを押して完了。ページ名さえ決まれば、5分もかからずに作れます。
新規作成の際、法人アカウントでページを作成すれば、アクセス解析機能(今後リリース予定)が利用でき、ミクシィが公式アカウントであることを保証してくれる「認証アイコン」を表示できます。ただし、法人アカウントの作成はパートナー登録をしなければならず、申込書と登記簿の送付やミクシィでの認定作業(約5営業日)といったプロセスが必要です。時期は未定ですが、管理者を個人アカウントから法人アカウントに移行する仕組みも検討されています。
できたばかりのページはページ名だけが表示され、公開範囲はインターネット上も含めた全公開となります。このとき、作成中のページを誰かに見られたくない場合は、右カラムにある管理者向けメニューから「ページ編集・管理」を押して、メニューの「公開設定」で「非公開」を選べば管理人だけが見られる状態になります。
プロフィール写真や「ページの説明」を入力をしたら、次はアプリ(機能)の設定です。アプリはメニューの「メニュー追加・編集」で編集できます。「新着」と「基本情報」は削除できませんが、ほかのアプリは削除や追加、アプリ名の変更が自由にできます。最初は「日記」「フォト」「Twitter連携」の3つが設定されており、「メニューを追加する」から「Q&A」と「ホワイトボード」を追加できます。
「Twitter連携」は登録したTwitterアカウントのツイートをmixiページに表示できるほか、mixiページの新着情報をTwitterにツイートすることもできます。「Q&A」はアンケート機能、「ホワイトボード」はYouTubeやニコニコ動画、UstreamやFLASHなどのコンテンツを自由にレイアウトして表示できるアプリです。
メニューアプリは最大20件まで追加でき、1つのアプリを複数追加することも可能です。アプリによってはスマートフォンで使えないなどの制約があります。
まずはフォロワー50人を目指そう
基本的な設定ができたら、次はどんなデザイン(テンプレートやフォントの色、背景画像など)にして、どんなコンテンツを用意するかが重要です。最初は人気のあるページや気に入ったページを参考にするのがいいでしょう。ほかのmixiページを見たいときは、作成したページの右下にある「他のページを探す」を利用します。検索窓を空にしたまま検索ボタンを押すと、フォロワー数の多い順に一覧でページを見ることができます。
フォロワー数が50人を超えれば、「http://p.mixi.jp/」の後に好きなURLを設定することができるようになり、ページを宣伝したり、誰かに教えたりするときに便利です。ちなみに、ねとらぼのmixiページは「http://p.mixi.jp/nlab」というURLです。URLとして使えるのは小文字の半角英数字で、ハイフン(-)とアンダーバー(_)も使えます。大文字は使えません。一度設定したURLは変更できないので、設定の際はよく確認しましょう。
そのほか、mixiページの活用方法や活用事例はミクシィの特設サイト「mixiページnavi」内の「ページHacks!」で紹介される予定です。
国産であることの強み
mixiページと似たサービスで先行するのはFacebookの「Facebookページ」。すでにユニクロや無印良品、スターバックスなどの大手企業が利用しています。行政では、佐賀県武雄市が公式ホームページをFacebookページに移行したことで注目を集めました。後発になってしまったmixiページですが、強みは国産という点にありそうです。
Facebookはサービスのほとんどを日本語化しているものの、アプリの名前や説明が英語だったり、サポートページにカタカナが多かったりと、英語圏発のサービスという印象が残ります。一方で、mixiページはすべて日本語。独自のアプリも今後増えていく予定ですが、説明からサポートまで日本語で行われるというのが導入する側にとって心強い点になるのは間違いありません。
Facebookページにもmixiページにもそれぞれの良さがあり、ユーザー層に合わせた展開が重要です。ページを作成するのはとても簡単なので、自分でいじってみて、どんなことができるか探ってみてはいかがでしょうか。
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