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かつて少年少女が10円玉を握りしめ、ただ山の頂上を目指して連打したエレメカの名機「山のぼりゲーム」がこのほど実機で復刻されることになった。
駄菓子屋の店先やデパートの屋上などで見かけることが多かった昭和の名機「山のぼりゲーム」は、前進と後退のボタンをタイミングよく押し、制限時間内にヘビや落石、雷といった障害を乗り越え山頂を目指すというもの。ボードに点灯するランプを自分に見立て、スリルと達成感、そして山頂到達のご褒美となる景品のために、ひたすら10円をつぎ足し挑戦した方も多いのではないだろうか?
当時の製造メーカーである「こまや」自らが完全復刻した。ランプがLEDに変更され消費電力を抑える仕様になっているものの、内部構造や外観はほぼそのまま。iPhoneアプリなどでの復活はあっても、実機での復刻は初となる。
10月下旬には全国のアミューズメント施設での配置・稼動が開始される予定。ちなみに筐体そのものは29万8000円(税別)で購入できる。
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