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翻訳メガネにカードみたいな携帯端末 MSが描く未来のビジョンがマジ未来
Microsoftが描く未来のビジョンでは、みんなカードのように薄い携帯端末をタッチで操作している。
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Microsoftが未来のビジョンを描いた動画「Productivity Future Vision (2011)」をYouTubeで公開している。近い未来に実現するかもしれない光景が満載だ。
動画の冒頭では、出張中と思われる女性がさっとメガネを取り出してかけると、つるの部分には「翻訳中……」という文字が浮かび上がる。空港のアナウンスを翻訳しているのだろうか。女性がタクシーに乗り込み、翌日会議が行われるビルの前を通過すると、窓に「明日の会議はここです」というメッセージが浮かび上がる。車内で宿泊先のホテルにチェックインすると、ホテルのドアマンの持つ透明なカード大のコンピュータに詳しい宿泊客情報が送信される。
別の場面では、通勤中の男性が駅構内のチャリティーコンサートの広告に端末をかざして寄付をする様子が描かれている。ほかにも3Dディスプレイでインタラクティブに会議をしたり、子どもがタブレットで動く絵本を見たり、冷蔵庫のドアにタッチすると中に入っているものが表示されたり――未来的ではあるけれど、そのうち実現できそうな暮らしが描かれている。登場する端末はカードのように薄く、すべてタッチ操作。Microsoftが未来はタッチスクリーンにあると考えているのがよく分かる。
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