「友達がキャラ作ってて違和感」 Facebook利用者の本音を調査
Facebook利用者の7割がストレスを感じたことがあり、「プライバシーがない」「余計なことを発言できない」などの理由を挙げている。
Facebookでストレスを感じたことがある人は約7割――ジャストシステムが4月5日、このような調査結果を発表した。
調査はインターネットでFacebook利用経験者900人を対象に行った。「Facebookを利用していて何らかのストレスを感じたことがあるか」の質問に68.4%があると回答。ストレスの理由は「人間関係があからさまでプライバシーがないこと」(33.8%)、「シェアされるとどこまで広がるのかわからないので余計なことを発言できない」(33.8%)、「ソーシャルアプリの“おせっかいな”お誘い」(31.0%)、「友達リクエストをされて断りにくいこと」(27.1%)などを挙げている。「過去が消せないような恐怖感を感じる」(19.6%)という回答もあった。
また友人・知人のFacebook上の振るまいに違和感を持ったことがあると答えた回答者は34.4%。「キャラを作っている」「本来はそうでもないのに、饒舌だったり、社交的だったりする」「いい人と思われたがっている」「Facebook弁慶な方が大勢」「裏の顔が見れた」「理想の人を想像して、演技している」など、実際とFacebook上の振る舞いが違うことへの違和感を覚えた回答が多い。
上司や部下など仕事関係の人から友達リクエストがあったら受けるか、という問いに対しては、「必ず受ける」は16.4%。「受けたくないが受けざるを得ない」が31%、受ける場合と受けない場合があるが40.6%、「絶対に受けない」が12%だった。45.6%の人は、仕事関係の人に友達リクエストはしないと答えている。
回答者のうち7割は2011年以降にFacebookに登録しており、特に5割近くが2011年の登録となっている。同年に日本で公開された映画「ソーシャル・ネットワーク」の影響だろうか。Facebook上の友達は、49.1%が10人未満、11.9%が10人以上、14.3%が20人以上、11.1%が50人以上と答えている。
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