旭化成ホームズが展開するヘーベルハウスの新商品「2.5世帯住宅」。その新聞広告「2.5世帯ものがたり」の連載が8月13日から始まり、面白いとTwitterユーザーなどのあいだで注目を集めているようです。
2.5世帯住宅とは、親世帯と子世帯、単身の兄弟姉妹がともに暮らす“2世帯住宅の進化型”。広告は、そんな新しい同居の形をストーリー仕立てで紹介しているのですが、設定や内容に突っ込みどころが多いと話題に。掲示板サイト「発言小町」の“釣りトピ”のようだといった声も上がっています。
2.5世帯ものがたりの主人公は、吉田孝則(35歳)。現在は3歳下の妻、6歳の長男、4歳の長女と4人暮らしですが、両親との2世帯同居を真剣に考えており、両親はおおむね同意してくれています。ただ1つの懸念は、実家に暮らす「今年38になる独身の姉」が同居を受け入れてくれるのかという点。そこで孝則は姉の説得に向かいます。
「オシャレも恋愛も自由に謳歌する現役ガール」である姉に対し、「好きだろ? 昔から時代の先取り」と、新しい同居の形である2.5世帯同居を認めてもらうつもりでいる孝則。ちなみに自宅を新築する資金は姉に援助してもらう作戦で、「実家暮らしだし貯えはあるはずだ」と企んでいます。おいおい!
孝則の脳天気ぶりはまだ続きます。同居話を進める際に、父から「恵さん(注:主人公の妻)はどうなんだ?」と心配されたところ「恵も(16万円のブランドバックで)まあ前向きだよ」と気軽に返事するなど、釣り針にしか見えない要素が多く盛り込まれています。
一方で姉は「『叔母さん』と書いて『おネエさん』と読む! この家に金輪際『オバさん』は存在しません!」と高らかに宣言するなど、気合いの入ったキャラ。孝則から「2.5世帯で暮らさないか」と打ち明けられ、黙り込みます。続く沈黙。そして……という感じで、8月17日現在は5話まで公開されています。
これらに対し、ネット上では「ああ、この設定で、発言小町にトピを立てたい!」「小町で燃える要素が全て入っています」との声が上がり、もし発言小町なら「奥さんにまともな説明をせず、義両親と小姑との同居を“ブランドバッグ一つで手打ち”なんてバカにしている!」といったレスがつくのでは――と予想している人(Togetterのまとめ)も。発言小町では今のところ話題になっていないようですが、物語の内容と併せて今後の展開が気になります。
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