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なんだこの豪華さは……! “世界一の空港”シンガポールチャンギ国際空港を満喫した蝶の舞う庭園にスパ、眺望トイレ(1/3 ページ)

プールにジム、映画館に蝶の庭園、無料のバーカウンターまで。シンガポールの玄関口とも言えるチャンギ空港は、空港の域を超えたゴージャスさだった。

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 今年のGW(ゴールデンウィーク)は、谷間の平日3日間を有給休暇に充てれば10日間の大型連休となった。Facebookのニュースフィードを見る限り、筆者のまわりでは、この休みを使って旅を満喫した友人がちらほら。読者の皆さんの中にも同じく「旅が好き」という方は少なくないかと思う。

 さて、そんな皆さんの中で、「空港」に着目したことがある方はどれほどいらっしゃるだろうか。空港は、出発地や到着地、はたまた乗り継ぎ場所として、ただ通り過ぎてしまうゲートのように思われがち。しかし、そこでの滞在時間を楽しめていないとしたら、少しもったいないかもしれない。

4度世界一になったシンガポール チャンギ国際空港

 ロンドンの調査会社スカイトラックスが、先月「2013年世界の空港ランキング」を発表した。世界中395の主要な空港について、1210万人の旅行客を対象に行ったアンケート調査の結果を元にしたもの。搭乗手続から買い物、出発、乗り継ぎ、到着にいたるまでのサービスを39の指標で評価している。

 2010年10月にリニューアルオープンした東京・羽田空港は総合評価で世界9位。国内線空港の総合評価である「World's Best Domestic Airport」部門と、空港の清潔さと快適さなどを評価する「Best Airport Terminal Cleanliness」部門で、それぞれ世界1位に輝いた。

 そんな羽田をしのいで、2010年以来3年ぶり、なんと4度目となる首位を獲得したのは「シンガポール チャンギ国際空港」。東南アジアの小国でありながら、アジアの経済や金融のハブとも言われるシンガポール。その玄関口とも言える空港のもようを現地取材を通じてお伝えする。


世界一位に輝いた「シンガポール チャンギ国際空港」

床の大理石と壁の木目が自然を想起させる

 チャンギ国際空港は1300ヘクタール(1300万平方メートル)の広大な土地に建てられた3つのターミナル棟からなり、106の航空会社と連携してシンガポールと世界242都市をつないでいる。1年間に5120万人が利用し、181万トンの貨物が運び込まれ、1週間に6500機(100秒に1機)のペースで飛行機が飛び立つ。

 ターミナル1は1981年にオープンした。そのコンセプトは“トロピカルシティー”。建物は時間帯に合わせて、オレンジ、青、黄色にライトアップされる。


シンガポールに映える木のオブジェ。日光やライトアップされた建物の色を反射する
ターミナル1にある庭でも南国のリラックスした気分を味わえる。「Lily Pad Garden」(左)と「Cactus Garden」(右)

 こちらはドイツ人アーティストが制作したオブジェ。天井から吊り下げられた1216個の球がさまざまな造形を浮かび上がらせる。


飛行機


風船

 空の長旅の後にはぜひ利用したいスパもある。


お店の外観

人の体の古い角質を食べる魚を使ったフィッシュ・スパ

オイルを使った全身マッサージ

足つぼマッサージも
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