advertisement
千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館が、アメリカの現代抽象表現主義の代表バーネット・ニューマンの絵画「アンナの光」を売却しました。ほぼ一面が赤い絵画で、売却額は103億円です。作品はこちら。
「アンナの光」が登場する動画
「アンナの光」(1968年)はニューマンの晩年の大作。サイズは彼の作品で最も大きい276×611センチで、画面の9割は赤く塗りつぶされています。
川村記念美術館は創立の1990年から同作を所蔵し、鑑賞者が離れすぎずに適度な距離で鑑賞できるよう設計した「ニューマン・ルーム」に展示していました。売却が完了した10月4日の時点で公開は終了。譲渡先は海外の企業で、今後同作品を一般公開をする予定ですが、海外への譲渡に「もう見られないのか」と懸念する声や、「ニューマン・ルームで見られなくなるのが残念」と惜しむ声が上がっています。
関連記事
ガウディ×井上雄彦コラボレーション展、2014年7月開催決定
稀代の建築家と漫画家が時空を超えたコラボ。日本人は本当に「アンコールワット」が大好きなんだって証明された
ウユニ塩湖とマチュ・ピチュも好き。おい、キティさんがげっそりしてるぞ…… ムンクの「叫び」のコラボグッズ発売
コラボ疲れ?(違います)東京都現代美術館「閉館」記事はエイプリルフールだった 執筆者は「うのみにする方々」に遺憾表明
東京都現代美術館が閉館するという嘘の記事をエイプリルフールとして掲載した美術誌「月刊ギャラリー」が抗議を受け謝罪。記事を書いた名古屋覚さんは、「ジョークが分からない方々」「ツイッター等の情報をうのみにする方々」に対して「遺憾」の意を表明。佐倉市立美術館のサイト、ルパン三世に盗まれる
ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.