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挟んだ紙を外すと…… 日本弁護士連合会の「取調べ可視化PRクリアファイル」がナイスアイデア

紙を挟むと言葉の意味が変わる。

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 外部からの連絡を遮断した密室状態で行われている現在の取調べ制度がえん罪などの原因となっているとして、「取調べの可視化」を訴えている日本弁護士連合会。このPRのために作成されたクリアファイルのデザインが、なかなかユニークなものとなっています。

画像 紙を挟んだ状態

画像 紙を取り出すと本当の言葉が

 紙を挟んだ状態では「私がやりました……」と言っているように見えます。しかし、実は裏面にも文字が印刷されてあり、紙を取り出すと「私の叫びが無理やりねじ曲げられました……」という言葉が浮かび上がってきます。

 捜査官による威圧などで意に反する供述を強いていても、現状の制度では分からないということを暗示させるデザイン。日本弁護士連合会では取り調べの全過程を録画して可視化することで、えん罪や裁判長期化の防止を訴えています。クリアファイルの販売価格は、10部1組で500円。

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