advertisement
PC遠隔操作事件で公判中の片山祐輔被告が3月5日に保釈され、会見を開いた。会見ではほっとした様子ながら「無罪を取るところがゴール」で、戦いはまだ続くと語った。
「私はやってない」「身に覚えがない」と同被告。身に覚えがないアクセス記録があり、自身のPCも遠隔操作されていた可能性が高いとした。真犯人に対しては「できれば自首してほしい」と訴えた。メディアの報道に対して「怒りたい気持ちはある」とも。同被告を犯人とする検察の主張については「矛盾がそこかしこにあるにもかかわらず、屁理屈でごまかしている」とコメントした。
自身にはウイルス、セキュリティに関するスキルはあまりないとしつつも、自分のPCなので少しでもおかしいところを探していきたいと同被告。無罪をとる自信はあるはあるかとの質問にはもちろんと答えた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- PC遠隔操作事件の片山被告が保釈 会見をニコ生で録画放送
一転して保釈となった。 - PC遠隔操作事件の片山被告、保釈認められる→検察の特別抗告で停止に
保釈請求を棄却した地裁の判断を高裁が覆したが、検察の特別抗告で保釈されないことになった。 - 【PC遠隔操作事件】弁護人の会見が話題に 1月3日江の島で撮影したネコ写真の提供呼びかけ
弁護士の会見映像がネットで話題になっている。ビデオニュース・ドットコムがYouTubeに公開したもので、ネコ写真の提供などを呼びかけている。 - 遠隔操作事件、真犯人とみられる30歳男性を逮捕
防犯カメラの映像が決め手に。 - 誤認逮捕問題、仲間を信じるアニメ監督に絶賛の声相次ぐ
アニメ演出家の北村真咲氏が誤認逮捕された件で、アニメ監督の谷口悟朗氏が「俺は北村君を信じる」とコラムに書いていたことに絶賛の声が寄せられている。