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「差別的横断幕」問題でJリーグが浦和レッズに制裁決定

レッズ側の責任は重大であるとして、制裁として無観客試合の開催を決定した。

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 3月8日に行われたJリーグ・浦和レッズ対サガン鳥栖戦で、差別的内容の横断幕が掲示され問題になっていた件(関連記事)で、Jリーグは横断幕を試合終了まで撤去しなかった浦和レッズに対し、無観客試合開催を含む制裁を決定した。

 問題の横断幕は「JAPANESE ONLY」と書かれたもので、差別を想起させるとの指摘が多く寄せられていたにもかかわらず、「トラブル防止のため、当事者との合意の上、取り除く手順」との理由から、レッズ側は試合終了後まで横断幕を撤去できなかった。レッズは2010年にも類似トラブルによる制裁を受けており、累犯責任も鑑みて今回の制裁に至ったとのこと。

 制裁内容は、譴責(けんせき・始末書をとり、将来を戒めること)および無観客試合の開催。対象試合は3月23日に埼玉スタジアムで開催される浦和レッズ対清水エスパルス戦で、この試合は入場者なしで行われる形となる。

 日刊スポーツによると、これとは別にレッズ側も再発防止策の一環として、サポーターに対しすべての横断幕掲出禁止も検討しているとのこと。



画像 ホームゲームにおける差別的な内容の横断幕掲出に対し浦和レッズに制裁を決定(Jリーグ公式サイト)

画像 レッズ公式サイトに掲載された経緯説明

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