ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

夜9時以降、スマホは親に預けて 愛知県刈谷市、小中学生対象に「お願い」

メールやアプリによるトラブルに子どもたちが巻き込まれないための予防策とのこと。

PC用表示 関連情報
advertisement

 愛知県刈谷市はこのほど、小中学生がメールのやりすぎや無料通話アプリなどを使ったトラブルに巻き込まれたりしないよう、「夜9時以降、親が携帯電話やスマートフォンを預かる」といった措置を取るよう市内の小中学校に通知を出した。

 同市が通知した携帯電話やスマートフォンの利用に関する「お願い」はこれ以外に、「必要のない携帯電話・スマートフォン等を持たせない」「携帯電話やスマートフォンを契約する際には親子で約束をしっかり結び、フィルタリングサービスを受ける」の全3点。すでに保護者に伝えている学校もあるという。

 同市生涯学習課の担当者によると、昨今多発しているメールや無料通話アプリ(LINEなど)による犯罪やトラブルに子どもたちが巻き込まれないようにするための予防策であるとのこと。また、メールの返信に気を取られてしまい、日常生活に支障の出る子どもたちも少なからずいることから今回の措置が取られた。

 刈谷市では以前より学校の教職員とPTAから生徒・児童の携帯電話やスマートフォンの利用に関して懸念の声が上がっていた。そこで同市の教育委員会や市内の小中高校、警察などで結成された「市児童生徒愛護会」とPTAが「お願い」の依頼文を発案し、各学校に通達するよう市に要請するに至ったという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る