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日本ALS協会は9月2日、SNSを中心に拡大している「アイスバケツチャレンジ」について、「驚きと共に心から感謝しております」との声明文を出しました。
アイスバケツチャレンジは難病であるALS(萎縮側索硬化症)の闘病を支援し、また病気の認知度を高めるべくアメリカで始まったチャリティ企画。指名された人は24時間以内に「ALS協会に100ドルを寄付する」か「氷水を頭からかぶる」のいずれかを選び(もちろん両方を行ってもよい)、次にバトンを渡す3人を指名する――というのが基本ルールです。日本でもソフトバンクの孫正義社長や堀江貴文氏など有名人が多く参加し話題になりました。
日本ALS協会によると、8月18日から31日までの2週間で、協会に寄せられた寄付は合計2747万円に上ったとのこと。またアイスバケツチャレンジについて共感や支援の声も寄せられている一方で、「売名では」「イジメにつながる」「チェーンメールと同じ構造」――といった批判の声も届いており、これについては「困惑しております」としつつも、「ご支援やご寄付は強制であってはならず、またその行為によって危険に遭遇したり、不利益を被ったりする人がいないことを願っております」とあらためて念を押しました。
寄付金の使い道については「治療研究と患者支援のため」に活用するとのこと。具体的な使い道については「急なことなので状況が落ち着いてから」検討し、機関誌やホームページなどで報告していきたい」としています。
ソフトバンク孫正義社長によるアイスバケツチャレンジ動画
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