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文化庁が平成25年度「国語に関する世論調査」の結果を発表しました。気になる敬語の使い方や「コンセンサス」「イノベーション」といった外来語に関する感じ方の他、「愚痴る」「ディスる」といった造語の認知度についても調査されています。
「〜る」「〜する」形の動詞で、自分も使うという割合が最も高かったのは「チンする(90%)」「サボる(86%)」といった言葉。「お茶する」「愚痴る」「事故る」「パニクる」といった言葉も90%以上の人が認知しており、約半数が自分も使うことがあると回答しています。
一方、若者言葉の認知度はまだ低く、告白するという意味の「告る」は25%、挙動不審な態度を表す「きょどる」は48%が聞いたことがないと回答。20代〜30代を中心に使われる「タクる(タクシーに乗る)」や、ネットを中心に使われている「ディスる(けなす、否定する)」は70%以上の人が聞いたことがないと回答しており、実際に使うと答えたのは全体のわずか5%ほどでした。
(たろちん)
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「手で字を書くことが面倒臭く感じるようになった」「口頭で言えば済むことでもメールを使うようになった」という人も増えてる模様。
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