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バートンは空中に文字や絵を描画できる空中3Dディスプレイをデモンストレーションしました。同社はプラズマ発光という現象をディスプレイに応用することで、日中野外でも映像を空中に表示できるこの技術を開発しました。
他のディスプレイとの最大の違いはスクリーンレスディスプレイであることです。スクリーンのいらない大気中に文字や絵を描画できる唯一の装置であることです。
なぜこのディスプレイを開発しようと思ったかというと、震災があった時、文字を空中に書けたらいいんじゃないかという発想でした。それで、空気中にどうやって文字を書こうかと思った時に、プラズマ発光という現象を使おうと考えたところが他との違いです。
バートンはこの技術を防災向け用途に使うことで、災害時、どこに避難したらいいかとか、どこに食料があるか、と言った避難/災害情報を音と一緒に文字で空中に表示することで情報の伝達を早めることを考えています。さらに、スクリーンレスディスプレイを使ったサイネージ(広告)への応用も視野に入れています。
製品化は、今日見ていただいたような車載化で、自分たちにあったように車体に改造して3Dディスプレイにあった車にして、要望のある場所に移動し、ディスプレイを見ていただき情報を流すことを考えています。来年早々くらいにやりたいと思います。
バートンでは装置の車載化が重要と考えているほか、技術の認知度を高める意味から海外展開も考えています。
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