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艦これ提督にお勧めしたい「ゲームマーケット 2014秋」ウォーゲームブースツアーこんなニッチ情報、やるのはいまもここだけ(1/2 ページ)

艦これ提督諸君ー! 渾作戦にまい進しているかな。羅針盤に翻弄されてお疲れならば、気晴らしにゲームマーケットに出撃してみないか?(今回もむりやり)

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どんどん拡大するゲームマーケットに一度はおいで

 電源不要なアナログゲームのイベント「ゲームマーケット 2014 秋」が、11月16日に開催する。場所は東京ビックサイトの西4ホールで開催時間は午前10時から午後5時だ。なお、10時から11時までは待機列専用入口からのみ入場できる。正面のゲートから入場できるのは11時以降。当日購入の入場料は1000円(小中高校生は無料)。カタログは500円だ。

 ゲームマーケットは、東京で春と秋、大阪で春と年に3回行われている。東京会場も大阪会場も回を重ねるごとに入場者数は前回超えを続けており、6月のゲームマーケット 2014春では6500人が来場した。出展参加側も希望者が増加していて、なんと2014年秋では初めての「抽選」となった。

 かように盛り上がりを見せるゲームマーケット2014秋では、従来の即売会以外にも特別企画として「連珠」と「五目並べ」の特設コーナーをはじめ、会場からのニコニコ生放送、リアル謎解きゲームマーケット(参加受付時間は午前11時30分〜午後3時)などを行うほか、今回創設した「ゲームマーケット大賞」の選考がこの「2014秋」出店ゲームタイトルから対象となる。

 ゲームマーケット大賞は、東京会場(秋)、大阪会場、東京会場(春)で販売した新作アナログゲーム(TRPG、TCG、ウォーゲームは除く)から3次審査を経て数タイトルの優秀作品を選出し、次の東京会場(秋)で大賞作品を発表する。大賞、優秀作品受賞デザイナーには、翌年のゲームマーケットで1回無料で出展(大賞受賞で企業ブース、優秀作品受賞で一般ブース)できる権利が副賞として与えらえる。

 以上、新しい試みも始まるゲームマーケット2014秋であるが、そんな時代の流れとは一切関係なく、超私的な嗜好ゆえに「ウォーゲーム関連ブース」の事前情報を紹介するのであった。

戦略、空母戦、砲雷撃戦、空戦がそろう「アナログゲームショップ a-game」(A29ブース)

 a-gameはウォーゲーム専門誌「コマンドマガジン日本版」などを発行している国際通信社のブースだ。ウォーゲームが付録のコマンドマガジンバックナンバーや、オリジナルのウォーゲーム、そして、普段販売していない“はがきサイズ”ゲームなどを販売する。

 艦これ提督的に気になる太平洋戦争を扱ったタイトルでは、ソロモン海域の夜戦を扱い、戦艦から重巡軽巡、そして、“かわいい”駆逐艦たちも一隻一隻自分で動かせる「決戦連合艦隊」や、太平洋戦争の開戦から1944年の終盤まで“資源を溶かしながら”連合艦隊を戦略レベルで指揮できる「太平洋戦史」、そして、名作“日本機動部隊”の完売を受けて登場した“拡張リメイク版”空母戦「激突南太平洋」など、従来のラインアップをブースで販売する。

水上砲雷撃戦を扱う「決戦連合艦隊」と空母戦を扱う「激突南太平洋」

重版に次ぐ重版で、ついにデラックス版が登場した「太平洋戦史」

 加えて、新規にデザインした「零戦:海軍航空隊の戦い」では先行販売を数量限定で行う。価格は税別で2200円だ。零戦:海軍航空隊の戦いは、太平洋戦争前半における海軍“基地”航空隊の空戦を扱った戦術級のウォーゲームで、映画「永遠の0」や2014夏にNHKで放送していた「撃墜 3人のパイロット」で出てきた空戦シーンをシンプルなルールで体験できる。

 登場する機体は零銭21型に22型、九六式艦戦、紫電改、雷電が登場する(ただし、紫電改と雷電が登場するシナリオは収録せず)。重慶のデビュー戦から、開戦直後のフィリピン制空戦、ニューギニアからソロモン諸島のラバウルのそれぞれの空戦を取り上げたシナリオのほかに、キャンペーンシナリオでは、1人の新人パイロットとして九六式艦戦で初陣を飾り、その後零戦に乗り換えて転戦しながら経験を積んで戦闘機乗りとして成長していくこともできる。

太平洋戦争の空戦ウォーゲーム「零戦:海軍航空隊の戦い」

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