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病気のおじいちゃんを応援する作品に涙! 第39回「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」入賞作品発表

ハンカチをご用意ください。

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 第39回「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」が開催され、その入賞作品240点が発表されました。主催はゆうちょ銀行


画像 左から「みつばちのちょきんばこ」「トントンカチカチ二色の動物貯金箱」「おじいちゃんの病気って何?」

 賞の1つ、「文部科学大臣奨励賞」には、透明なみつばちの巣にお金が貯まっていく様子が見られる「みつばちのちょきんばこ」や、パンダやシマウマなど白黒2色の動物を色違いの釘で描いた「トントンカチカチ 二色の動物貯金箱」など6作品が選ばれました。

 受賞作の中には、頭が割れ、脳が見えている状態の作品もあります。一瞬ドキッとさせられますが、これは脳梗塞で入院したおじいちゃんを応援するために脳のつくりを調べた「おじいちゃんの病気って何?」という作品。おそらくおじいちゃんが大好きな「阪神タイガースの帽子」や「ラーメン」、おじいちゃんの両サイドを挟む孫の姿などいろいろ想像すると、涙なくしてはみられない作品となっています。


画像 昭和50年から開催し、今年で39回目

 「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」とは、貯金箱の作成を通じて子どもたちの貯蓄に関する関心を高め、造形的な想像力を伸ばす目的で昭和50年(1975年)から開催されています。

 今年は全国1万1392校の小学校から計82万3919点の応募があり、過去6年で最高の数字を記録。今年は、富士山や富岡製糸場などの世界遺産や、東京オリンピックなどニュース性の高いものをモチーフにした作品もあったとのこと。


画像 参加賞はオリジナル自由帳

 1次審査を通過した優秀作品240点について最終審査を行い、「文部科学大臣奨励賞(6点)」をはじめ、「ゆうちょ銀行賞(6点)」「ゆうびんきょく賞(6点)」「審査員特別賞(3点)」ら上位入賞作品21作品が決定、その他の作品には「すごいアイデア賞(219点)」が贈られました。


画像 「文部科学大臣奨励賞」を受賞した6作品

画像 「ゆうちょ銀行賞」を受賞した6作品。6年生の「黒田官兵衛」は大河ドラマ好き?

画像 「ゆうびんきょく賞」を受賞した6作品。6年生の「教員になって初めての別れ」タイトルだけで泣けます

 優秀作品240点は、2014年12月26日から2015年3月1日まで、全国6カ所で順次開催される「ゆうちょアイデア夢貯金箱展」にて展示されます。毎年、夏休みの自由研究の作品に悩んでいるお子さんに、「こんなコンテストあるよ! 作ってみたら?」と、教えてあげてはいかがでしょうか。


あぷまが


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