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トレンドマイクロ、増えつつある「偽サイト」の脅威を警告 Twitterアカウントを乗っ取り、詐欺サイトへ誘導する手口に注意

もし知人からこうしたツイートが流れてきた場合、アカウントが乗っ取られている可能性があります。

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 トレンドマイクロが、2014年後半から目立っている「偽サイト」による被害事例について、同社のセキュリティブログで警告しています。ここで言う「偽サイト」とはネット通販を偽装した詐欺サイトの一種で、特に年末から新年にかけて、「日本を狙うサイバー犯罪者が偽サイトへの誘導に力を入れていることは間違いないようです」と同社。


画像 誘導される詐欺サイト。デザインが同じで、ドメインが異なるサイトが複数あります

 特に偽サイトへの誘導方法で目立っているのはTwitter。「家電人気アウトレットなどが格安価格《期間限定》最大 70%オフ!買うなら今」「新店舗開催中!最大90%世界中のお買い得アイテムを続々出品!」といった文章で興味を引き、うっかりURLをクリックしてしまうと詐欺サイトへ誘導される仕組みです。ツイートの送信者は何らかの方法でアカウントを乗っ取られている可能性が高く、もしも知人からこうしたツイートが送られてきても、むやみにクリックしないように注意が必要です。


画像 以前のツイートがさかのぼれないほど、大量にツイートされている事例も

 また、この年末から年始にかけては、Googleのリスティング広告から誘導する手口も目立ちました。これらは一見普通の広告に見えますが、クリックすると最終的に詐欺サイトへと誘導されてしまうとのこと。現在はすでに排除されていますが、トレンドマイクロによれば、12月27日から1月9日までの間だけで5万件以上、日本から詐欺サイトへのアクセスがあったそうです。

 これらはあくまで一例であり、「サイバー犯罪者は次々と新しい詐欺サイトを設置し、不正な営業活動を続けています」と同社。悪質なネット詐欺の被害に遭わないため、「サイバー空間で個人情報や決済などに関わる情報など大切な情報を入力するときには、最後にもう一度立ち止まって考える習慣を身につけるべきです」と呼びかけています。


マッハ・キショ松


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