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「LINE乗っ取り詐欺」都内だけで100件、650万円の被害 ウェブマネー側では緊急凍結措置も

くれぐれもご注意を。

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 LINEのアカウントを乗っ取り、他人になりすまして電子マネーなどをだまし取る、いわゆる「LINE乗っ取り詐欺」問題で、警視庁は7月18日までで、都内だけで252件の相談が寄せられたと発表した。このうち電子マネー被害があったのは100件で、被害金額は約650万円にのぼった。

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実際に行われたアカウント乗っ取りの例

 「LINE乗っ取り詐欺」は6月上旬ごろからネットで話題に(関連記事)なっており、不正に乗っ取った他人のアカウントを使い、知人を装ってメッセージを送ることで電子マネーのプリペイド番号を送らせるのが主な手口。警視庁では今後、被害の拡大を防ぐためTwitterやホームページなどを活用して広報啓発活動を行っていくほか、コンビニ従業員への周知、電子マネー購入者への注意喚起なども引き続き行っていくとしている。

 そのほかウェブマネー側にも警視庁からの連絡窓口を設置し、詐欺被害に遭ったプリペイド番号の凍結・利用停止なども行っていく。ウェブマネーによると、凍結措置がとれるのは「プリペイド番号にまだ残高が残っている状態(ウォレットにチャージされる前)」まで。また現状ではあくまで凍結のみで被害者への返金などは難しいが、今後は別のプリペイド番号を発行するなど、被害に遭った人への措置も検討していくとのことだった。


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