マーカー3本持ちすげえええ!! 「テニプリ」作者、許斐剛さんがポストカード製作過程をTwitter実況

集英社コミック文庫版「テニスの王子様」の初回限定特典「ファンタスティックポストカード」2枚。約5時間半で、線画の製作から色塗り完了までTwitter上に公開しています。

[マッハ・キショ松，ねとらぼ]

　10月17日から毎月2冊ずつ刊行している集英社コミック文庫版「テニスの王子様」。初回限定特典として各巻に描き下ろしの「ファンタスティックポストカード」がついてくるのですが、作者の許斐剛さんがその製作過程をTwitter上で公開しています。

　ポストカードは、テニスで活躍するキャラクターたちが消防士や弓道着、コンビニ店員の制服など、作中ではなかなか見られない衣装で描かれているもの。今回、製作するのはファッションデザイナーになった「氷帝学園中等部」の「日吉若」「樺地崇弘」と、水族館でイルカショーを行う「青春学園」の「海堂薫」「桃城武」です。約2時間で2枚の線画を完成させた後、色を塗り終えるところまで見ることができます。

Twitter上に公開した線画2枚

　イラストはラフなタッチなのですが、色塗りの過程では、片手に「コピック」というマーカーを3本持ってイルカの肌の質感を再現するなど、素人にはマネできない技も登場。イルカショーのポストカードは最初に肌を塗り始めてから約2時間で背景まで塗ってしまい、もう1枚のファッションデザイナーのポストカードに着手しています。写真撮影中に、うっかり色をにじませてしまうトラブルに見舞われながらも、約1時間で色塗り終了。どんどん進んでいく作業工程に、プロらしさを感じますね！

　今回、製作したポストカードは、4月17日に発売する最新刊「テニスの王子様 関東大会編」5、6巻の初回限定特典として封入されます。

（マッハ・キショ松）