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米Googleは6月19日(現地時間)、検索結果から「リベンジポルノ」を削除するための新施策を発表した。削除要請フォームを新たに公開し、投稿された性的な画像を検索結果から削除する。
元交際相手が別れた相手を傷つける目的で、交際中に撮影したヌードや性的な画像をネットに投稿する――このような「リベンジポルノ」と呼ばれる行為を禁止する法律が、米カリフォルニア州で制定されたのが2013年(関連記事)。日本でも昨年11月に「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律(リベンジポルノ防止法)」が成立(関連記事)。それを受けて警察庁でも特設ページを設けて被害の防止を呼びかけていた。
同社のアミット・シンガル上級副社長がブログで明らかにした。Googleはこれまで不適切として個人情報や児童ポルノなどは法的な要請なしに削除してきた。承認プロセスを含めた削除要請フォームの概要は数週間中に公開するとしている。
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