マイク一体型の自撮り棒「Solocam」が、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」に登場し、注目を集めています。Solocamは、スマートフォンとBluetoothで無線接続し、高音質な音声の動画を撮影できることが特徴。目標の4万ドルに向け、記事執筆時点で約9000ドルを調達しています。
一般的な自撮り棒を使った場合、スマホの内蔵マイクは撮影者から離れてしまい、動画はキレイでも音声は聞き取りにくくなってしまいます。Solocamはそんな問題を解決すべく開発されました。
マイクのデザインはテレビの中継リポーター風となっており、撮影された動画を見てみると、それっぽい雰囲気が出ています。滑らかな曲線の持ち手は安定感があり、片手でも支えられそう。
最小構成のSolocamは49ドル、ほかオプションによって、99ドル、149ドル、499ドルの全4モデルが用意されています(記事執筆時点)。たとえば、Bluetoothアダプターを使えば、スマホ以外にもアクションカメラやデジカメで動画撮影をすることができます。また、149ドル以上のモデルはスティックのタイプも異なり、強度や細かい長さ調整が可能となります。
スティックは上下の角度調整のほか、左右へのターンも可能。これまで一人ではなかなか撮れなかった映像が撮影できそうです。
専用アプリも用意されています。マイクの手元にあるジョイスティックを使い、カメラのイン・アウトの切り替え、音声と映像のライブエフェクト操作、録画やライブ配信のオン・オフなどが操作できます。
Solocamは2015年12月出荷、キャンペーン終了後は99ドルで市販される予定です。ディズニーランドなど、一部施設で自撮り棒の使用は禁止されつつありますが(※関連記事)、このスティックがあればいろいろな場所にお出かけして、リポート動画を撮りたくなってしまいそう。
(林健太)
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