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新国立競技場問題で安藤忠雄さんが会見 「2520億円には驚いた」「デザインは調整したほうがいい」

笑顔で会見に出席していました。

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 当初予算の1300億円から総工費が2520億円に膨らんだ新国立競技場問題について、デザインを決めた審査委員会の委員長を務めた安藤忠雄さんが7月16日、都内で記者会見を行いました

画像 安藤忠雄さん

 安藤さんは2520億円になったことについて「自分も聞きたい」「1人の国民として何とかならないかと思う」とコメント。昨年の試算1625億までは把握していたものの、そこから大幅増になった理由は不明だとし、デザインの見直しを含めて「調整しなければいけない」と述べました。一方でザハ・ハディドさんの案については「残してほしい」とし、今後については「彼女を含めて徹底的に討論すべき」と語りました。

画像 経緯を説明

画像 質疑応答

その他のやりとり

――7日の有識者会議にでなかった理由

大阪で講演会があった。去年大手術(すい臓全摘出)した影響で体調も悪かった。

――委員会でコストの議論は行われていたのか

アイデアのコンペであり徹底的なコストの議論にはなっていなかった。

――資料に「2019年のラグビーワールドカップを見据えたタイトなスケジュールが求められた」とある。森喜朗元首相の影響力はどのくらいあったのか? ネットでは新国立競技場が「森喜朗古墳」などと言われているが

オリンピックとワールドカップ、もしできるなら両方あったほうがいいと思う。

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