これでみんないつでも描けるね！ 東京五輪エンブレムのコードがオープンソースに

「Processing」を用いて再現しています。

[太田智美，ねとらぼ]

　何かと話題の東京五輪エンブレムですが、そのエンブレムのコードを書いてオープンソース化する人物が現れました。

size(600, 600);
background(255);
noStroke();
float a = 200;
fill(#FFD700);
rect(0, 0, a, a);
fill(#808080);
rect(2*a, 2*a, 3*a, 3*a);
ellipseMode(RADIUS);
float r = sqrt(1.5*1.5+0.5*0.5)*a;
fill(#FFFFFF);
ellipse(1.5*a, 1.5*a, r, r);
fill(#000000);
rect(a, 0, a, 3*a);
fill(#FF0000);
ellipse(2.5*a, 0.5*a, 0.5*a, 0.5*a);

東京五輪エンブレム

　作ったのは、akihiro kubota（＠hemokosa）さん。ビジュアルデザインなどの分野に特化したプログラミング言語「Processing」を用いて再現しました。

　しかもこれ、白と黒を入れ替えたパラリンピックのエンブレムにするには、3行変えればOK！　これでいつでもすぐに東京五輪エンブレムを描くことができます。やったー！

size(600, 600);
background(0);
noStroke();
float a = 200;
fill(#FFD700);
rect(0, 0, a, a);
fill(#808080);
rect(2*a, 2*a, 3*a, 3*a);
ellipseMode(RADIUS);
float r = sqrt(1.5*1.5+0.5*0.5)*a;
fill(#000000);
ellipse(1.5*a, 1.5*a, r, r);
fill(#FFFFFF);
rect(a, 0, a, 3*a);
fill(#FF0000);
ellipse(2.5*a, 0.5*a, 0.5*a, 0.5*a);

パラリンピックのエンブレム

　ちなみに、XMLベースの「SVG（d3.js）」バージョンを書く人も。今日も日本は平和です。

（太田智美）