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目指せ「大業物(おおわざもの)級」!! 刀に込められた技芸や物語の知識が試される第1回「刀剣検定」実施

世界へ向けて日本刀の良さをアピールできる伝道師に。

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 第1回「刀剣検定」が12月13日、岡山・東京・大阪の3都市で開催されます。


画像 「刀剣検定」公式サイトより。略して「とうけん」?

 刀剣検定では、一本一本の刀に込められた技芸や物語についての知識が問われます。第1回となる今回は、現代の刀匠による全国組織である全日本刀匠会の監修のもと、初級者向けの業物(わざもの)級、中上級者向けの大業物(おおわざもの)級の2階級を開催。

 業物級では「名物三日月宗近」のように一般に名刀と呼ばれる刀や製法のおおまかな流れ、刀剣の部位に関する一般的な知識などについての問題を、大業物級ではさらに多くの刀や、より専門的な部位、製法についての問題が出題されます。

 各級の練習問題は、刀剣検定公式サイトで公開中。なお、どちらの級も公式テキスト「日本刀〜天下名刀の物語〜」(三栄書房より9月2日発売予定)の内容を中心に出題されるそうです。


画像 業物級の練習問題はこんな感じ

画像 大業物級の練習問題。しっかりとした知識が問われます

 日本古来より、単なる武器としてではなく、神聖なもの・芸術品・そして宝物として扱われてきた日本刀。本検定を通して日本固有の「刀剣」という文化に親しみをもってもらうとともに、そこに根付く精神性・哲学を学びとることで、世界に日本刀の良さを発信する伝道師を育成できれば、という狙いがあるとのこと。

 日本刀についてしっかり勉強してみたい! 一過性のブームで終わらせない! という鋼のような意志のある方は検定で腕試しをしてみてはいかがでしょうか。受験の申し込みは公式サイトから行うことができ、締切は11月12日までとなっています。

高城歩

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