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1985年制作の劇場版アニメ「銀河鉄道の夜」(監督:杉井ギサブロー)の野外上映会が、東京国立博物館の本館前で開催されます。10月2日と3日の2日間で、時間は19時から。
これは移動映画館「キノ・イグルー」との共催企画の第2弾。初開催となった2014年には劇場版アニメ「時をかける少女」を上映し、2日間でおよそ8600人を動員しました(関連記事)。今回はより多くの人に見てもらうため、前回よりも大きなスクリーンを用意しているとのこと。
「銀河鉄道の夜」は作家・宮沢賢治が1933年に発表した童話作品で、ジョバンニと友人のカムパネルラが列車に乗り、銀河を旅する物語。映画では登場人物を擬人化した猫で描いているのが特徴的。
料金は無料で(別途、入館料として一般620円、大学生410円が必要)、人数制限はなく、事前の予約も不要。ただし、雨天時には平成館大講堂での上映となります(先着380人)。
上映日は22時まで特別夜間開館となり、映画上映後に館内の展示を見て回ることも可能。また10月17日には、賢治にまつわる曲を四重弦楽で演奏する「宮沢賢治生誕120周年記念特別演奏会」が平成館ラウンジで開催されます。事前の申し込みは不要で、料金は無料(ただし、入館料は別途必要)。
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