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読売巨人軍、福田投手が野球賭博に関与の疑いで謝罪

賭けの対象には巨人軍が関与する試合も含まれていた。

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 読売巨人軍は10月6日、同球団所属の福田聡志投手が、野球協約で禁止されている野球賭博に関わった疑いがあるとして謝罪文を公式サイトで公開した。

読売巨人軍
謝罪文

 球団から委託された弁護士の調査によると、福田投手は知人を相手に今年の夏の甲子園大会で野球賭博を始め、9月上旬まで日本のプロ野球、メジャーリーグの試合を対象にした賭けを続けていたという。賭けの対象には巨人軍が関与する試合も含まれていた。賭けの相手だった知人が球団側に、福田投手が貸した金を返さないと申し出て発覚した。

福田聡志投手
福田聡志投手(選手名鑑より)

 球団は、野球協約が禁じる不正行為、賭博行為が行われた疑いが強いとして日本野球機構の熊崎勝彦コミッショナーに告発することを決定。賭けの相手を福田投手に紹介したのが笠原将生投手だったことから、笠原投手についてもコミッショナーに報告した。球団は両投手を5日付けで謹慎させ、コミッショナーの裁決が下された段階で厳正に処分をする方針としている。

 「福田投手の行為はプロ野球への信頼を失墜させるものであり、全国の野球を愛する皆様、巨人ファンの皆様に深くお詫びいたします」と球団社長の久保博氏は謝罪し、全容解明や再発防止に全力を挙げると述べている。

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