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Windowsアップデート、Outlookがクラッシュする問題を修正してWindows 7に再配信
修正版アップデートをWindows 7とWindows Server 2008 R2向けに配信した。
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米マイクロソフトは、WindowsのセキュリティアップデートによりOutlookのクラッシュが起きる問題について、修正版アップデートをWindows 7とWindows Server 2008 R2向けに配信した。
セキュリティアップデート「KB3097877」の適用後に、ペンタブレットなど特定のUSBデバイスを接続していると正常に起動しなくなったり、OutlookやPowerPointがクラッシュするとの報告があった(関連記事)。
マイクロソフトは「特定の電子メールを読み込んだ際にOutlookがクラッシュする問題を解決するためにセキュリティアップデートを再配信した」と説明。USBデバイスの問題への対応については触れられていない。また現時点ではWindows 8など他のバージョンのOSの再配信についても明記されていない。
ワコムは、USBデバイスを接続したままWindowsを再起動すると正常に起動ができなくなる問題について、USBデバイスを一時的に取り外すと起動できるとしている。
11月14日追記
ログインの問題を解決したことも発表されており、マイクロソフトはワコムのペンタブレットなどのディジタイザ利用者に対し、いったんデバイスを外してからログインし、そのあとで修正版のアップデートを適応するようアドバイスしている。
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