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エフセキュア、元社員の“ソーシャルメディア不適切利用疑惑”について最終調査結果を公表 「弊社システムの悪用は一切ない」

今後、警察などのしかるべき機関の協力要請があれば全面的に協力をするという。

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 セキュリティ会社のエフセキュア(F-Secure)は11月13日、元社員がTwitter上で個人情報を公開し問題視されていた件について、社内調査の最終結果を発表した

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 11月6日付けの発表で元社員が依頼退職していることを明かしていたが(関連記事)、同社システムのアクセスログなどを調査したところ、同人物による重要データなどへのアクセスは行われておらず、悪用も一切なかったとのこと。

 ネット上には同人物が他の従業員を操っていることを懸念する声もあったが、「同弊社元従業員には、採用の決定権はなく、部下もおりませんでした」と説明している。

 一方、元社員が実際にTwitterで発信していたかについては、「弊社は法の執行機関ではないため、公的な機関の協力がなければ、当該の匿名Twitterアカウントの利用者を確実に特定することはできない」ため、確証が得られなかったという。

 今後、警察などのしかるべき機関の協力要請があれば全面的に協力をするとし、「皆様にご迷惑、ご心配をおかけ致しましたことを心からお詫び申し上げますとともに、従業員のプライベートな活動についてまでも、弊社が逐一管理監督することは、また別の問題を生じさせる行為であることをご理解いただけますようお願いする次第です」とコメントしている。

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