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パリ市内で相次ぎ発砲、爆発 死者100人以上か オランド大統領「前例のないテロ」と非常事態宣言

フランスでは非常事態宣言、国境封鎖も。

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 パリ中心部のレストランやコンサートホール、スタジアムなどで11月13日午後9時ごろ(日本時間14日早朝)、相次いで爆発、発砲がありました。複数の海外メディアが報じており、死者は現在までで100人以上にのぼるとみられています。

 爆発があったスタジアムでは当時、フランス代表対ドイツ代表によるサッカーの親善試合が行われており、フランスのオランド大統領も観戦していました。爆発はスタジアムの出入り口付近で発生したとみられ、試合中継の映像では「ドーン」という爆発音がはっきりと捉えられていました。またコンサートホール「バタクラン」では、ロックバンドのコンサート中に何者かが発砲、観客数十人を人質にとり、現在もホール内に立てこもっているとのこと。コンサートホールでの死者は100人以上にのぼっているとの報道も。

 オランド大統領は一連の事件を受け「前例のないテロ」と声明を発表。フランス全土に非常事態宣言を発令し、国境を封鎖すると発表しました。またアメリカのオバマ大統領も「フランスだけでなく全人類への攻撃」、イギリスのキャメロン首相も「支援のためにできることは何でもする」との声明をそれぞれ発表しています。


画像 オランド大統領による緊急声明(政府公式Twitterより)

画像 「Paris Attack」画像検索結果(一部)

画像 発砲、立てこもりがあったとみられるコンサートホール「バタクラン」(Googleストリートビューより)











 Twitterではパリの無事を祈るハッシュタグ「#PrayForParis」が登場。またFacebookも緊急の安否確認サービスをリリースし対応しています。



Twitterでは「#PrayForParis」ハッシュタグも









Amazon.co.jpのトップページにはフランスの国旗が

16時追記

 死者は120人を超え、また襲撃犯8人が殺害されたと報じられています。またパリのディズニーランドは現地時間14日は開園しないと発表しました。

22時20分追記

 過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)が事件への関与を主張する声明を発表し、オランド大統領もISILによる犯行と断定したと報じられています。

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