advertisement
首相官邸は、11月14日早朝(日本時間)にフランス・パリで起きた銃撃事件について、「非道卑劣なテロ行為に対して、強い衝撃と怒りを覚えます」とコメントを発表した。
犠牲者への哀悼の意を表すとともに、「我々と価値観を共有するフランスが、困難に直面している今、我々日本人はフランスの人々と共にあります。強い連帯を表明します」とフランスへの支持を打ち出している。
テロの未然防止に国際社会と緊密に連携して取り組んでいくこと、国内のテロ対策に一層緊張感をもって当たり、海外の邦人の安全確保対策に万全を期すことを述べている。
駐日フランス大使のティエリー・ダナ氏は、「犠牲となられた方々のご遺族に対して、在日フランス人を代表して哀悼の意と連帯感を表します」とのメッセージを発表。日本では在日フランス人コミュニティの安全確保のため、大使館と在京都フランス総領事館が日本の関係当局と密接に連携を取っているとしている。「日本在住の同胞には、今まで以上の警戒を喚起します」と注意を呼びかけている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- パリ市内で相次ぎ発砲、爆発 死者100人以上か オランド大統領「前例のないテロ」と非常事態宣言
フランスでは非常事態宣言、国境封鎖も。 - 外務省、パリの連続テロ事件を受けて注意喚起
特にイル・ド・フランス州に渡航・滞在している人は、事件現場周辺に近づいたり、不特定多数が集まる場所を避けるよう呼びかけている。 - Facebookの災害情報センターでパリのテロ事件の安否確認を開始
自分の安否を知らせたり、友達の安否を確認できる。 - U2、テロ事件を受けパリでの公演を延期に
ブシロードのカードゲーム大会も中止に。 - 在日フランス大使館 シャルリー・エブド編集部の銃撃テロを受けてオンライン弔問記帳簿を開設
「JE SUIS CHARLIE(私たちはシャルリー・エブドだ)」の文字を掲げる運動も世界各地に広がっている。 - 外務省がチュニジア首都チュニスの危険情報を引き上げ 日本人死傷者も出た武装集団襲撃事件を受けて
テロや不測の事態に巻き込まれないよう、チュニジアへの渡航・滞在への注意を呼びかけています。